「子どもがマラソン大会に出てみたいと言いはじめた」「親子で一緒にマラソン大会に挑戦してみたい」というご家庭もあるのではないでしょうか。
せっかく子どもが興味を持ったのなら応援してあげたいと思う一方で、「小学生はどのくらいの距離を走れるの?」「最後まで走りきれるかな?」と気になることもありますよね。
小学生が走るマラソンの距離は、大会や学年によって異なります。
また、タイムも年齢や運動経験、コースなどによって差があるため、平均だけで判断するのではなく、子ども自身のペースに合わせて目標を持つことが大切です。
そこで、この記事では、小学生がマラソンで走る距離やタイムの目安を紹介します。最後まで走りきるための走り方やタイムアップを目指す練習方法も解説しますので、子どもの「走ってみたい」という気持ちを応援したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
小学生がマラソンで走る距離の目安
小学生が走る距離に全国共通の基準はなく、大会によってさまざまです。
実際に開催されている大会では、1〜3km程度のコースが設定されることも多く、学年が上がるにつれて走る距離が長くなる傾向があります。
例えば、長野県信濃町で開催された「小学生マラソン大会」では、学年ごとに以下の距離が設定されています。
| 学年 | 距離 |
| 小学1・2年生 | 1.3km |
| 小学3・4年生 | 2.1km |
| 小学5・6年生 | 3.3km |
このように、小学生向けのマラソン大会では、低学年は1km前後、中学年は2km前後、高学年は3km前後と、発達段階に合わせて距離が設定されているケースが一般的です。
また、小学生向けの大会には、学年別の種目だけでなく、親子で一緒に走れる部門が設けられていることもあります。
小学生が参加できるマラソン大会は、自治体や地域のスポーツ協会のWebサイト、マラソン大会の検索サイトなどから探せます。
大会によって対象学年や距離、申込方法が異なるため、募集要項を確認して申し込みましょう。
初めてマラソンに挑戦する場合は、長い距離を走ることにこだわらず、年齢や体力に合った距離の大会から選んでみてください。
小学生のマラソン平均タイム
小学生のマラソンでは、どのくらいのタイムで走ればよいのか気になる方もいるでしょう。
小学生の1,000m走について、全国の小学生を対象とした学年別・男女別の平均タイムを示す公的なデータは確認できませんでした。
そこで、群馬県甘楽町で2025年に開催された「第42回甘楽町さくらマラソン大会」の公式結果をもとに、1kmあたりのタイムを算出すると、以下のようになります。
| 区分 | 男子 | 女子 |
| 小学1・2年生 | 4分45秒 | 5分17秒 |
| 小学3・4年生 | 4分42秒 | 4分52秒 |
| 小学5・6年生 | 4分19秒 | 4分32秒 |
※「第42回甘楽町さくらマラソン大会」の公式結果をもとに算出した、1kmあたりの参考タイムです。全国的な平均を示すものではありません。
大会記録を見ると、学年が上がるにつれて1kmあたりのタイムも速くなる傾向がみられます。
ただし、小学生は身体が大きく成長する時期です。
普段の運動量や走るコース、当日のコンディションなどによってもタイムは変わるため、平均タイムだけで速い・遅いを判断する必要はありません。
特にマラソンを始めたばかりの場合は、まず最後まで走りきることを目標にしましょう。練習を重ねながら過去の自分のタイムと比較すると、成長も実感しやすくなります。
小学生がマラソンを完走するための走り方
マラソンを最後まで走りきるためには、速さだけでなく、できるだけ疲れにくい走り方を身につけることが大切です。
とはいえ、小学生にフォームやペース配分を細かく説明しても、すぐに理解するのは難しいものです。
まずは「最初はゆっくり走ろう」「前を見よう」など、子どもにもわかりやすいポイントから伝えてみましょう。
最初から飛ばしすぎない
マラソンでは、スタート直後から全力で走らないことが大切です。
大会では周りの子が一斉に走り出すため、つられていつもより速いペースになってしまうことがあります。
しかし、最初に体力を使いすぎると、途中で苦しくなり、最後まで走り続けることが難しくなります。
「最初は少しゆっくりで大丈夫」「焦らないで走ろう」など、子どもがイメージしやすい言葉で伝えてみましょう。
前を見て走る
走るときは、足元ばかりを見るのではなく、少し前を見ることを意識しましょう。
疲れてくると下を向きやすくなりますが、視線が下がると背中も丸まり、走る姿勢が崩れやすくなります。
「顔を上げよう」「前にいる人を見てみよう」などのシンプルな声かけなら、小学生にも伝わりやすいでしょう。
無理に歩幅を広げずリズムよく走る
速く走ろうとして、無理に大きな歩幅で走る必要はありません。
自分に合わない大きな歩幅で走ると、身体への負担が増えたり、走るリズムが崩れたりすることがあります。
「トントントン」と軽やかに足を運ぶようなイメージで、自分が走りやすい歩幅を意識してみましょう。親子で一緒に走りながらリズムを合わせてみるのもおすすめです。
苦しくなったらペースを落とす
走っていて苦しくなったときは、無理に同じ速さを維持しようとせず、少しペースを落としてみましょう。
一度ペースを落とすことで呼吸や身体に余裕が戻り、その後も走り続けられることがあります。
特にマラソンを始めたばかりの小学生は、速いタイムを目指すことよりも、まずは自分のペースで最後まで走りきる経験を重ねることが大切です。
小学生がマラソンのタイムを縮めるための練習方法
小学生は身体が成長している時期だからこそ、年齢や体力に合わせながら無理なく練習を続けることが大切です。
ここからは、小学生がマラソンのタイムアップを目指すために取り入れたい練習方法を紹介します。
短い時間・距離から走る習慣をつける
まずは、無理なく走り続けられる短い時間や距離から始めましょう。
日本陸上競技連盟が公開している「小学生の長距離・持久走についてのガイドライン」では、小学生の持久力を高める練習として「5分間走」が推奨されています。
5分間走では、決められた距離を速く走るのではなく、5分間で自分がどのくらい走れるのかを確認します。短い時間から始められるため、長距離を走ることに慣れていない子どもでも取り組みやすいでしょう。
まずは無理なく走ることを習慣にし、少しずつ走れる距離が伸びていく過程を楽しむことが大切です。
走るペースに変化をつける
いつも同じ速さで走るだけでなく、走るペースに変化をつけてみるのもひとつの方法です。
例えば、「あの木までは少し速く走る」「ここからはゆっくり走る」など、目印を決めながら速さを変えてみましょう。
時間や距離を細かく設定するよりも、身近な目印を使ったほうが小学生にもわかりやすく、遊び感覚で取り組めます。
さまざまな速さで走る経験を重ねることで、自分が無理なく走れるペースをつかむきっかけにもなるでしょう。
鬼ごっこなどの遊びも取り入れる
マラソンの練習だからといって、長い距離を走る練習ばかりする必要はありません。
鬼ごっこやかけっこ遊びのなかでも子どもは走る・止まる・方向を変えるといったさまざまな動きを経験できます。
日本陸上競技連盟のガイドラインでも、小学生の時期は長距離走だけに偏らず、さまざまな運動やスポーツを経験することが推奨されています。
「練習しなければ」と構えすぎず、身体を動かすことそのものを楽しめる時間も大切にしましょう。
体幹を鍛えて走りやすい身体をつくる
マラソンのタイムアップを目指すなら、走る練習だけでなく、身体を安定させる体幹にも目を向けてみましょう。
体幹が十分に使えていないと、疲れてきたときに上半身が左右にぶれたり、前かがみになったりして、フォームが崩れやすくなります。
一方で、体幹を鍛えて身体の軸が安定すると、走っているときの姿勢をキープし、腕振りや足運びのリズムが維持しやすくなります。
体幹トレーニングは自宅でも手軽に取り入れられますが、小学生は身体が成長している途中のため、大人と同じトレーニングを行えばよいわけではありません。
年齢や発達段階に合った方法で、無理なく取り組むことが大切です。
「どのような体幹トレーニングを取り入れればよいかわからない」という場合は、スポーツ教室などで専門的な指導を受けるのもひとつの方法です。
正しい身体の使い方を身につけながら、マラソンに活かせる身体づくりを目指しましょう。
体幹を鍛えるスポーツ教室なら「JPCスポーツ教室」へマラソンで速く走りたいならJPCスポーツ教室がおすすめ
「練習しているのになかなかタイムが縮まらない」「もっと速く走れるようになりたい」という場合は、JPCスポーツ教室で身体の使い方や走り方を学ぶのもひとつの方法です。
マラソンで速く走るためには、ただ走り込むだけでなく、安定した姿勢を保ちながら、腕や脚をスムーズに動かすことも大切です。
しかし、自分がどのようなフォームで走っているのか、どこを改善すればよいのかを小学生自身で判断するのは簡単ではありません。
JPCスポーツ教室では、専門的な指導を受けながら、一人ひとりの身体の使い方や動きを確認できます。体幹やバランス感覚を養うトレーニングに取り組むことは、走るときの姿勢を安定させ、身体をスムーズに動かすための土台づくりにもつながるでしょう。
マラソンのタイムアップを目指している場合は、走る練習とあわせて、正しい身体の使い方を身につけることにも目を向けてみてください。
まとめ|小学生のマラソン平均タイム・距離は?走りきるための走り方もご紹介
小学生のマラソンは、大会や学年によって走る距離が異なります。平均タイムはひとつの目安として参考にしながら、まずは自分に合ったペースで最後まで走りきることを目標にしましょう。
また、マラソンで速く走るためには、ただ長い距離を走り込むだけでなく、ペースを変えながら走ったり、さまざまな運動を経験したりすることも大切です。体幹を鍛え、安定した姿勢で身体を動かせるようになることも、走る力の土台づくりにつながります。
子どもの成長や体力には個人差があります。周りの子どもと比べすぎず、「最後まで走れた」「前より少し速くなった」という一つひとつの成長を大切にしながら、マラソンを楽しんでいきましょう。
JPCスポーツ教室なら、専門的な指導を受けながら一人ひとりの運動能力に合わせたペースで体を動かすことができます。
JPCスポーツ教室では随時無料体験レッスンや見学を受け付けていますので、気になる方は是非お近くのJPCスポーツ教室にお問い合わせください。
JPCスポーツ教室 お近くの教室を探す
あわせて読みたい関連記事
- 運動会のかけっこが速くなるコツや練習方法を小学生の保護者向けに解説!
- 【運動会で1位になる!】50メートル走を速く走るコツ
- 【小中学生必見!】リレーで速く走るコツや練習方法を徹底解説!
- 子どもの運動音痴の原因は?運動音痴の特徴や改善方法をご紹介!
羽島本店
経歴
岐阜県内の幼稚園、保育園で体操指導員として2010年より10年間指導にあたり、現在JPCスポーツ教室羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に愛知エリア・九州エリアの店舗管理を行う。
資格
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス
NESTA キッズコーディネーション トレーナー
子ども身体運動発達指導士