小学校の運動会の定番種目といえば、かけっこです。
運動が得意な子どもにとってかけっこは活躍できるチャンスですが、苦手な子からすると、少し憂鬱な種目かもしれません。
しかし実は、運動会のかけっこは、運動が苦手な子にとっても成功体験を積むチャンスになります。
この記事では運動会のかけっこのコツや小学生向けの具体的な練習メニューをご紹介します。
お子様の練習をサポートしたい保護者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
練習すればかけっこは本当に速くなる?
「練習すれば本当に速く走れるようになるの?」と疑問に感じる方もいるかもしれません。
しかし、コツを押さえて練習すれば、誰でもかけっこのタイムを縮めることは可能です。
「練習したら速くなった」という成功体験を得ることで、運動が得意な子どもはより運動を好きになり、苦手な子どもも運動への抵抗感を減らすことができるでしょう。
ぜひ、親子でいっしょに楽しくかけっこの練習に取り組んでみてください。
かけっこはいつから練習し始めるのがおすすめ?
運動会のかけっこ対策は、本番の1~2ヶ月前には始めるのがおすすめです。
時間をかけて練習に取り組むことでフォームやスピードが着実に変わっていくため、余裕をもって始めるのがよいでしょう。
週に2〜3回のペースでコツコツ練習することで、無理なくタイムを縮めることができます。
まずは今のかけっこのフォームを確認しよう!
運動会のかけっこで速く走るためには、まず、今の走り方の癖を知ることが大切です。
練習を本格的に始める前に、走っている様子を保護者がスマホで録画し、子どもと一緒に現状のフォームを確認するとよいでしょう。
走るときの正しいフォーム
走るときの正しいフォームは以下の通りです。
- 姿勢→胸を張って背筋を伸ばす
- 視線→数メートル先を見て、顎を軽く引く
- 腕の振り→肘を90度に曲げて脇を軽く締める
- もも上げ→上げた足のかかとが軸足の膝の位置と重なるように上げる
これらのポイントと照らし合わせながら、録画した映像で今のフォームがどう違うかをチェックしてみましょう。
YouTubeなどでもフォームの解説動画がたくさんあるため、あわせて参考にするのもおすすめです。
運動会のかけっこで速くなるために意識したい走り方のコツ
ここからは、運動会のかけっこで意識したい走り方のコツを6つご紹介します。
小学生でも取り組みやすい内容なので、練習の際にはこれらのポイントを意識してみてください。
①スタートの姿勢を整える
運動会のかけっこは、スタートダッシュで勝負が決まると言っても過言ではありません。
走る練習を始める前に、まずスタートの姿勢を整えましょう。
重心を低く前傾させ、後ろ足でしっかり地面を蹴れる姿勢を作ることが大切です。
本番でも良いスタートダッシュを切れるよう、繰り返しこの姿勢を体に覚えさせましょう。
②スタートの合図に集中する
運動会のかけっこでは、スタートの合図に正確に反応することが大切です。
フライングしたり出遅れたりすると、気持ちが動揺してうまく走れなくなることがあるからです。
焦る気持ちを抑えて、「よーいドン」の合図をしっかり聞くことに集中しましょう。
親子で練習するときは、保護者の方が「よーいドン」と言うリズムを毎回変えることで、集中して合図を聞けるようになります。
③腕振りと足上げは大きく速く動かす
運動会のかけっこで速く走るための大切なポイントとして、腕振りと足上げを大きく速く動かすことが挙げられます。
腕振りの際は脇を締めて腕の動きを大きくし、手は卵を持つように優しく握りましょう。
また、足上げの際は、くるぶしに沿って真っすぐ引き上げ、股関節から素早く振り下ろすのがコツです。
④リラックスして走る
速く走ろうと意識しすぎたり緊張したりすると、全身に力が入ってスムーズに体が動かせなくなります。
運動会のかけっこでは、力みすぎず、肩や顔の力を抜いてリラックスして走りましょう。
かけっこの順番が来る前に大きく深呼吸をすると、余分な力が抜けて練習の成果が発揮しやすくなります。
⑤カーブは内側のラインで走る
運動会のかけっこでコースにカーブがある場合は、できるだけ内側のラインを走ることを心がけましょう。
また、カーブを走るときは外に膨らみやすいため、体を少し内側に傾ける意識で走るのがコツです。
視線はカーブの内側を見ることで、外側に膨らみにくくなります。
⑥ゴールテープの先まで走るイメージを持つ
運動会のかけっこでよくある失敗が、ゴール手前で無意識にスピードを緩めてしまうことです。
走る際は、ゴールテープの少し先まで走り抜けるイメージを持つのがコツです。
「練習や体力測定ではそんなに遅くないのに運動会だと負けてしまう」という場合は、ゴールテープを用意して練習するとよいでしょう。
ゴールテープはわざわざ買う必要はなく、ご家庭にあるなわとびやビニールテープを地面に置いて代用するのもおすすめです。
【小学生向け】かけっこの練習メニュー
ここでは、小学生向けのかけっこの練習メニューを3つご紹介します。
先ほど紹介したかけっこのコツを意識しながら練習することで、着実にタイムを縮めることができます。
短距離ダッシュ練習
運動会のかけっこ対策として最も効果的なのが、短距離を全力で走るダッシュ練習です。
小学生の場合、20〜50メートルの距離を全力疾走することで、かけっこに必要な瞬発力と加速力が鍛えられます。
親子で一緒に練習する場合は、ときどきスマホで走る様子を録画してフォームを確認してみるのも良いでしょう。
1回の練習で3〜5本を目安に行ってみてください。
なわとび
運動が苦手な場合や体力がない場合は、まず体力をつけることから始めましょう。
小学生の練習メニューとしておすすめなのが、なわとびです。
なわとびはかけっこに必要な脚力と体幹を鍛えることができ、効率的に体力をつけることが可能です。
もしなわとびができない場合は、その場でジャンプするだけでも効果があります。
100回を目標に、無理のないペースで始めて少しずつ回数を増やしていくとよいでしょう。
体幹トレーニング
かけっこにおいて、体幹はフォームの安定やスタートダッシュの力強さに直結します。
ここでは、小学生におすすめの体幹トレーニングを紹介します。
【もも上げ】
- 両手の平をパーの状態で下向きにして、腰の位置に固定する。
- ももを交互に上げて、太ももを手の平にタッチさせる。
- 10回3セットを目標にする。
【片足とび】
- 地面に等間隔で目印(踏んでもけがしないもの)を置く、もしくは丸を描く。
- 片足立ちをする。
- 片足のまま、その目印をめがけて跳ぶ
子どもの体力やバランス感覚に合わせて、保護者が目印の間隔を調整してあげるのもおすすめです。
慣れてきたら少しずつ間隔を広げていきましょう。
運動会前日~当日の準備
運動会のかけっこで練習の成果を発揮するためには、前日~当日の準備も大切です。
保護者の方は、ぜひ以下の内容を参考にして、お子様をサポートしてあげてください。
体調を整える
運動会前日は、次の日に疲れを残さないように本格的な練習は避けましょう。
どうしても練習したい場合はフォームの確認程度に留めるのがおすすめです。
7時間以上は睡眠をとり、しっかりと体を休めてください。
また、当日の熱中症や脱水を防ぐため、前日からこまめに水分補給をしておきましょう。
当日の食事も大切
運動会の日は、必ず朝ごはんを食べるようにしてください。
エネルギー源となる糖質、体を作るタンパク質、熱中症予防となる塩分をバランスよく摂ることが大切です。
例えば和食なら、「ごはん・卵焼き・焼き魚・味噌汁」、洋食なら「食パン・スクランブルエッグ・ソーセージ・野菜スープ」といったメニューがおすすめです。
なお、揚げ物などの油ものは消化に時間がかかり、胃に負担をかけてしまうため、当日は避けた方がよいでしょう。
かけっこが速くなりたいならJPCスポーツ教室もおすすめ
先述したとおり、かけっこでは体幹が重要です。
体幹トレーニングは自宅でも取り組めますが、正しい姿勢や体の使い方をしっかり身につけたい場合には、専門家による指導を受けるのもひとつの方法です。
JPCスポーツ教室では、体幹づくりに力を入れたトレーニングを実施しており、走りの土台となる体の軸を基礎からしっかりサポートしています。
お子様それぞれの年齢や運動能力、経験値に合わせて指導を行い、どんなスポーツにも活きる運動能力の基礎を育んでいきます。
現在JPCスポーツ教室では無料体験レッスンを受付中です。
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この記事では、運動会のかけっこで速く走るためのコツや、小学生向けの練習メニューを紹介しました。
小学生は体の使い方を理解しながら練習できる年齢だからこそ、コツを意識した反復練習の効果が出やすいのが特徴です。
運動会本番までの限られた時間でも、今回紹介したコツを一つずつ取り入れて練習すれば、着実にタイムを縮められるでしょう。
ぜひ親子で楽しみながら、運動会のかけっこ対策に取り組んでみてください。
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羽島本店
経歴
岐阜県立岐阜城北高校卒業後、中学硬式野球クラブチームの監督を2年間務める。(全国大会ベスト4)
現在JPCスポーツ教室の本部統括を務め、羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に関東エリアの店舗管理を行う。
資格
KOBA式体幹トレーニング Bライセンス
KOBA式体幹トレーニング Aライセンス
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス
