保育園や幼稚園で縄跳びをすると聞いて「まだ小さいのに大丈夫?」「どんな事をするの?」と不安に感じる保護者の方もいるのではないでしょうか。
保育園で縄跳びを取り入れるのは、単に上手に跳ぶためだけではなく、縄跳びを通して子どもの成長につながるさまざまなメリットがあるからです。
この記事では、保育園や幼稚園ではどのような縄跳びをするのか、園児が縄跳びを行うメリットや安全面で気をつけること、家庭で楽しくできる練習方法をご紹介します。
目次
保育園ではどのような縄跳びをする?
保育園や幼稚園で縄跳びをするといっても、いきなり連続跳びなどの縄跳び技を練習するわけではありません。
縄を使った遊びやジャンプ練習など、縄跳びにつながる動きを少しずつ経験していくことから始めます。
ここでは、保育園や幼稚園ではどのような縄跳びをしているのかご紹介します。
まずは縄跳びを使った遊びから始める
保育園で行われる縄跳びの第一歩として、まずは縄そのものに親しむ遊びやゲーム感覚で取り組める遊びから始められるのが一般的です。
床に置いた縄をまたいだりくぐったり、縄を使って電車ごっこをするなど、遊びながら縄に慣れていきます。
年齢が低かったり、縄跳びができない園児でも無理なく参加できるように工夫されているため、楽しみながら取り組むことができるでしょう。
ジャンプや縄を回す動きで縄跳びに慣れる
縄跳びの練習は、いきなり縄を回して跳ぶのではなく、まずは地面に置いた縄を両足で飛び越えたり、左右に動かした縄の上をジャンプしたりして、縄跳びにつながる動きに慣れていきます。
縄を回す動きも、まずは跳ばずに片手で縄を回し、縄を動かす感覚をつかんだり回す時のリズムを身につける動作から始めます。
先生や友達の動きを見て真似したり一緒に取り組む中で、少しずつ縄跳びの動きを身につけていくことができるでしょう。
慣れてきたら前跳びや大縄跳びにチャレンジ
縄を使った遊びやジャンプに慣れてくる年中・年長頃になると、実際に縄跳び(前跳び)をしたり、複数人で行う大縄跳びなどにも挑戦するようになります。
前跳びの練習では、全員が一斉に同じレベルを目指すのではなく、一人ひとりのペースにあわせて段階的にステップアップしていくため、できることから無理なく進めていけます。
また大縄跳びは、先生や友達がタイミングをはかって声をかけてくれるため、縄跳び技が苦手な子どもでも跳びやすく、皆で楽しめるのが園ならではの魅力です。
保育園では何のために縄跳びを行う?
保育園や幼稚園で縄跳びを行う目的は、単に縄跳びを上手に跳べるようになることだけではありません。
ここでは、保育園や幼稚園で縄跳びを行うことで、園児が身につけていく力や経験、さまざまなメリットについてご紹介します。
基礎体力・運動能力の向上
縄跳びは単純な運動に見えますが、下半身を中心に全身を使う運動です。
ジャンプするための脚力や、着地したときに体を支える体幹など、基礎的な体力と運動能力の向上が期待できます。
また、縄跳びを実際に跳べるかどうかに関わらず、縄跳びを繰り返し楽しむだけで運動量も増え、体力づくりにもつながるのもメリットです。
バランス感覚やリズム感が養われる
縄跳びでは、縄の動きに合わせてタイミングよくジャンプする動きが必要です。
「縄を回す」「ジャンプする」という複数の動きを合わせるため、手足を連動させながらリズムよく体を動かす力を養えます。
最初はタイミングを合わせるのが難しく感じることもありますが、繰り返し行う中で少しずつ手足の連動がスムーズになり、バランス感覚やリズム感を身につけることにつながります。
心肺機能を高める
縄跳びは長時間続けられる有酸素運動です。
縄跳びの練習を繰り返し行うと、心拍数や呼吸数が上がり、心肺機能を高めることにつながります。
心肺が鍛えられて一度に多くの酸素を取り込めるようになれば、スタミナ向上の効果も期待できるでしょう。
骨の健康の促進
ジャンプや着地をともなう運動では、適度な刺激が骨に伝わることで骨密度が上がり、骨の健康を支えることにつながるとされています。
もちろん縄跳びだけで骨の健康が決まるわけではありませんが、縄跳びは園児の骨や体の発達に効果的な運動のひとつと言えるでしょう。
日常の遊びの中にも取り入れやすく、無理なく骨への適度な刺激を与えられるのも、縄跳びのメリットのひとつです。
挑戦する気持ちや達成感につながる
縄跳びは最初から上手にできるわけではなく、「1回跳べた」「昨日より長く跳べた」など、小さな成功を積み重ねやすい運動です。
跳べた回数だけではなく、挑戦する気持ちを持ったり、「できた」という達成感を味わって自分なりの成長を感じられることも、縄跳びのメリットです。
保育園の縄跳びは危なくない?
縄跳びを小さい子どもにさせると聞くと、ケガなどの危険がないか心配になることもあるでしょう。
保育園や幼稚園では、子どもが安全に活動できるよう、安全に配慮された環境づくりと指導が行われています。
一人ひとりの発達に合わせて行っている
幼児期は、同じ年齢であっても運動経験や体の発達、得意・不得意などの個人差が大きい時期です。
そのため、いきなり縄跳びの難しい縄跳び技に挑戦させるのではなく、簡単な動きから始めて、子どもの様子や発達にあわせて少しずつ進めます。
全員同じペースやレベルで行うわけではないため、縄跳びが苦手な子どもが、周りにあわせようと無理をしてケガをしてしまうこともないでしょう。
安全に遊べる環境を整えている
縄跳びをするときは、園児同士がぶつからないように十分なスペースを確保して行われています。
保育園や幼稚園は、縄跳びをする場所を決めたり、床に転倒の原因になるものがないか確認するなど、ケガを防ぎながら活動する環境が整えられているのもポイントです。
また、縄跳びの安全な使い方やルールも事前に園児と確認し、活動中も先生が見守りをするなど、安全に配慮して行われています。
家でもできる縄跳びの練習方法
保育園や幼稚園で縄跳びが始まると、「家でも練習させた方がいいのかな」「うちの子は運動が苦手だけれどついていけるかな」と不安になる保護者の方も少なくありません。
園での活動についていけるか心配な場合は、まず縄を使った遊びを楽しんだり、ジャンプに慣れることから始め、縄跳びに必要な動きを遊ぶ時間の一つとして取り入れるのがおすすめです。
ここでは、家でもできる縄跳びの動きに慣れる練習方法をご紹介します。
縄に慣れる遊びをする
初めて縄跳びに触れる3歳頃は、まずは縄に慣れることからスタートするのがおすすめです。
縄を電車に見立てて電車ごっこをしたり、縄の両端を保護者が持ってその下をくぐったりまたいだりする遊びから始めてみましょう。
まだ上手に縄跳びができない子どもでも、遊びとして取り入れることで、楽しく取り組めます。
ジャンプ遊びをする
縄跳びの基本となる両足でのジャンプを身につけるため、まずは縄を床に置いて、両足で飛び越える遊びでジャンプに慣れます。
地面に置いた縄を左右に揺らしてへびに見立てて、ジャンプして飛び越えるようにすると、少しずつタイミングをつかむ練習になります。
慣れてきたら、縄の両端を保護者が持ち、安全な高さに調整しながらその上を飛び越えるのもおすすめです。
少しずつ難易度を上げたい時は、上下に揺らした縄を飛び越える「大波小波」に挑戦してみてください。
縄を回す練習をする
縄跳びを跳ぶ前に、まずは縄を半分に折って片手で持ち、体の横で回す練習から始めてみましょう。
縄跳びを回す時のコツは、腕全体を大きく回すのではなく、肘を軽く曲げ脇をしめて手首を使って縄を回す意識をすることです。
子どもへ伝える時は、「手首で丸を描くように回してみてね」など例えを混ぜながら説明してあげると、感覚を掴みやすくなります。
ゆっくり縄を回してジャンプする
いきなり縄を回す動作と両足のジャンプを同時に行うのは難しいため、まずは「回す」→「ジャンプする」というようにひとつずつ組み合わせていくのがおすすめです。
最初はゆっくり、前へ回した縄が地面についたら、それを跳び越える練習から始めます。
感覚が掴めてきたら、縄を回す動きとジャンプを組み合わせて、リズムよく行えるようにしていきましょう。
家で縄跳びをするときに気を付けたいポイント
家で縄跳びをするときは、練習方法だけではなく安全面にも注意が必要です。
特に幼児は、縄を縄跳び以外の遊びに使ったり、周囲を確認せずに動いたりすることがあります。
大人が見守りながら、安全な使い方をしっかり伝えていくことが重要です。
人や物が近くにない場所で遊ぶ
縄を回すと、子どもが思っている以上に広い範囲に縄が届きます。
家具や遊具などが近くにない、十分なスペースを確保し、段差などもないか確認しておくと安心です。
友達や兄弟と一緒に遊ぶ場合は、縄がぶつからないように子ども同士の距離も十分に取りましょう。
適切な縄の長さや素材にする
縄の長さは、片足で縄の中央を踏んで両端を手で持ったときに、グリップが胸元にくる長さを目安にします。
短いと回しづらく、長すぎると引っかかりやすくなるため、実際に跳んでみながら微調整してください。
縄跳びの素材とその特徴には、以下のものがあります。
| 素材 | 特徴 | メリット |
|---|---|---|
| 綿・布タイプ | 他の素材より重いが、ゆっくり回しやすい | 引っ掛かってもあまり痛くない。
回転がゆっくりなため、幼児など小さい子どもも使いやすい。 |
| ナイロン・ビーズタイプ | 適度な重さがあり、縄の動きを感じやすい | 縄跳びを始めたばかりの子どもも扱いやすい。
地面に当たる音がするため、リズムが取りやすい。 |
| ビニールタイプ | 細くて軽いため、速く回しやすい | 素早く回せるので二重跳びなどに向いている。
100円ショップなどで手軽に手に入りやすい。 |
縄跳びを始めたばかりの子どもの場合は、縄が絡みづらく当たっても痛くない綿タイプや、回している感覚が分かりやすいナイロン・ビーズタイプなどが使いやすいでしょう。
それぞれの重さや回しやすさを確認し、実際に子どもが持って回しやすい縄を選んであげてください。
縄を振り回したり首に巻いたりしない
縄跳びは、使い方を間違えると危険なケガにつながる恐れがあります。
縄を振り回して人や物に当てたり、首や体に巻きつけるような危険な行動をしないことを必ず約束しておきましょう。
「危ないからだめ」と否定するだけでなく、「縄は跳ぶために使おうね」など、してほしい行動を具体的に伝えると、子どもにも分かりやすいでしょう。
動きやすい服装を選ぶ
ワンピースや裾の広がった服、紐やリボンなどが付いた服などは、縄に引っ掛かる可能性があります。
また、サンダルなどの脱げやすい靴はジャンプ中に脱げてしまうことがあるため避けるようにしましょう。
大人が近くで見守る
幼児が縄跳びをするときは、できるだけ大人が近くで見守るようにしましょう。
縄を振り回していないか、周りの物や人に当たらないか確認しながらサポートするのが大切です。
子どもが疲れてきたり、集中力が途切れたら、無理せず休憩をするように声をかけるのも安全に行うためのポイントです。
家での練習が不安ならJPCスポーツ教室もおすすめ
ここまで家での練習方法や気をつけたいポイントをご紹介してきましたが、「うちの子は運動が苦手だから家での練習だけでついていけるか心配」「安全に気をつけながら教えてあげられるか不安」という保護者の方もいるかもしれません。
JPCスポーツ教室では、一人ひとりの発達や運動経験に合わせて段階的にステップアップしていくため、縄跳びが初めての子どもでも無理なく取り組めます。
JPCスポーツ教室は、跳ぶ技術だけでなく体幹づくりや「なぜうまくいかないのか」を自分で考える力も大切にしているため、練習を重ねる中で「できた」という達成感とともに、挑戦し続ける気持ちも育める教室です。
JPCスポーツ教室なら、安全に配慮された環境のもと、コーチと一緒に無理なく縄跳びに挑戦できます。
JPCスポーツ教室では無料体験レッスンや見学を受け付けているため、気になる方は是非お近くの教室にお問い合わせください。
縄跳びは保育園や幼稚園でやる?縄跳びの安全性や注意点・メリット|まとめ
保育園や幼稚園の縄跳びはいきなり技の練習をするのではなく、縄を使った遊びやジャンプなど、年齢や発達に合わせて少しずつ取り組みます。
園で縄跳びを取り入れることは、縄跳びが跳べるようになるだけでなく、園児の体力やバランス感覚の向上、心身の成長などさまざまなメリットがあります。
また、安全に配慮された環境で一人ひとりの成長に合わせて練習できるため、低年齢や運動が苦手な子どもでも安心して行えます。
家庭で練習するときは安全な場所や服装に気をつけ、縄に親しみながら少しずつ縄跳びの動きに慣れるよう、楽しみながら取り組んでみましょう。
JPCスポーツ教室では、低年齢や運動に苦手意識を持つ子どもでも楽しく通うことができる環境が整っています。
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羽島本店
経歴
岐阜県立岐阜城北高校卒業後、中学硬式野球クラブチームの監督を2年間務める。(全国大会ベスト4)
現在JPCスポーツ教室の本部統括を務め、羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に関東エリアの店舗管理を行う。
資格
KOBA式体幹トレーニング Bライセンス
KOBA式体幹トレーニング Aライセンス
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス