JPCスポーツ教室(TOP) » コラム » 【小学生向け】足が速くなる方法!運動会のかけっこで1位を目指そう

【小学生向け】足が速くなる方法!運動会のかけっこで1位を目指そう

【小学生向け】足が速くなる方法!運動会のかけっこで1位を目指そう

小学生のなかには足が速いことに憧れを抱く子も多く、「運動会に備えて今よりもっと速く走れるようになりたい」と相談された保護者もいるのではないでしょうか。

どうすれば足が速くなるのか分からないという方に向けて、今回は足が速くなるために意識したいポイントや、足が速くなる方法・トレーニング方法などを解説します。

併せて、子どもの足が速くなるために親が意識すべきことも紹介するため、親子でできるトレーニング方法を実践しながら、ぜひ練習に取り入れてみてください。

【小学生向け】足が速くなるために意識したい3つのポイント

かけっこをする小学生

小学生のうちから足が速くなりたい場合、意識しておきたいポイントとして以下の3つがあります。

  • 正しい姿勢を意識する
  • 腕を大きく素早く振る
  • 膝を高く上げつま先で走る

上記を意識して走るだけでも、かけっこのタイムを縮めることが期待できるでしょう。

以下ではそれぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

また、子どもの走り方に違和感を覚える場合は、以下の記事考えられる原因や対処法を紹介しているので、併せてチェックしてみてください。

▶子どもの走り方がおかしい?原因と対処法について詳しく解説します!

正しい姿勢を意識する

足が速くなるためのポイントとしては、まず正しい姿勢・フォームが身についているかどうかが重要であり、フォームを見直すだけでもタイムを大幅に縮められる可能性があります。

しかし最近ではゲームをする子どもや動画コンテンツを観る小学生も多く、自然と背中が丸まることや顎が前に出てしまうケースも珍しくありません。

普段からよい姿勢を意識することにくわえて、かけっこをする際は頭から足先まで1本の棒が通っているようなイメージで身体を伸ばして走れば、まっすぐなフォームを維持しやすくなり結果として速く走れるようになるでしょう。

腕を大きく素早く振る

速く走るためにはフォームだけでなく腕の振り方も重要とされており、具体的には腕を大きく素早く振ることがポイントです。

正しく腕を振れば骨盤の動きがスムーズになり、足も連動して効率よく前に出せるようになるため、姿勢と一緒に正しい腕の振り方も体に覚えさせましょう。

腕を振る際のコツとしては、肘が伸びた状態だと遠心力で腕振りが遅くなるため、肘は伸ばさず直角に曲げた状態を維持して振ります。

また握りこぶしをしながら腕を振ると、余計な力が入ってスムーズに腕を触れなくなるため、手のひらは開いたままが理想的です。

膝を高く上げつま先で走る

フォーム・腕の振り方の次は「膝が高く上がっているか、つま先を使って走れているか」も大切なポイントです。

膝を上げたときの位置が低いと1歩1歩のストライド(歩幅)が狭くなり、反対に位置が高いとストライドが広くなってスピードが出しやすくなります。

かかとから着地するとブレーキがかかって思うように前に進まないため、つま先で走ることを意識しましょう。

つま先で走ると足首のバネが活性化されて跳ねるように前進でき、かけっこでのスピードアップにつながります。

親子でできる!足が速くなる方法・トレーニング方法

野原を走る子ども

フォームや腕の振り方、足の使い方など意識することも大切ですが、やはり速く走れるようになるためには、日頃の練習・トレーニングを疎かにしてはいけません。

ここからは、親子でも実践できる足が速くなる方法やトレーニング方法を紹介します。

足が速くなる方法①前倒トレーニング

走る際は「前傾」を意識することが大切と言われており、具体的に前傾とは身体をまっすぐにした状態で地面に倒れ込む姿勢を指します。

前傾を意識すると地面に向かって転倒しないように足が大きく前に出るため、勝手にストライドの幅が広くなり速く走ることが可能です。

前傾のコツを掴むトレーニング方法としては、身体をまっすぐにした状態で壁に向かって倒れ込む方法があります。

身体を戻すときも身体はまっすぐの状態をキープしたまま手だけを使って戻すのがポイントで、10回程度繰り返して前傾の姿勢を身体に記憶させる練習をするとよいでしょう。

足が速くなる方法②縄跳びトレーニング

縄跳びを使ったトレーニングは足が速くなる方法の1つとしておすすめで、縄跳びをすると良い姿勢を身につけられるだけでなく脚力の強化にもつながります。

体幹や脚力が弱いと縄跳びをする際に姿勢が乱れやすく、着地もうまくいかないため飛び続けることが難しく感じるでしょう。

しかし繰り返し縄跳びの練習をして体幹や脚力が鍛えれば、姿勢が良くなり着地も上手になるため、結果的に走った際の足も速くなる可能性が高まります

足が速くなる方法③体幹トレーニング

速く走るためには体幹を鍛えることが大切であり、先ほどの縄跳びも体幹を鍛えるのに効果的ですが、ほかにもプランクといった体幹トレーニングがおすすめです。

体幹を鍛えて安定性と可動性が向上すると上半身と下半身の連動がスムーズになり、その結果エネルギーの無駄使いが減ってスポーツパフォーマンスが向上して速く走れるようになります。

JPCスポーツ教室ではリハビリから誕生した「KOBA☆トレ」と呼ばれるメディカル発想の体幹トレーニングを採用しており、小学生でも安心・安全に取り組むことが可能です。

KOBA☆トレを通じてイメージ通りに体を動かす方法を身につければ体幹を鍛えることができ、姿勢改善はもちろんけが防止にもつながります。

体幹を鍛えて速く走れるようになりたいお子さんの願いを叶えてあげたい方は、ぜひJPCスポーツ教室の利用をご検討ください。

JPCスポーツ教室のコース詳細はこちら!

子どもの足が速くなるために親が意識すべきこと

帽子をかぶる子ども

速く走れるようになるためには、上記のような足が速くなる方法の実践や子ども自身の努力が大切ですが、何より親が子どもと一緒にトレーニングに取り組むことも欠かせません

ここからは、子どもの足が速くなるために親が意識すべきことを紹介します。

小学生が理解できる言葉で説明する

子どもに走る際の正しい姿勢を説明するときは、できるだけ小学生が理解できる言葉を使うように意識しましょう。

例えば、以下のような言葉遣いを心がけるとよいです。

「できるだけ背筋を伸ばすようにして走る」
「肘が直角になるように曲げて、手は開いて力を抜く」
「前に倒れ込むようにして前に進む」

難しい言葉や長い説明はせずに可能な限りわかりやすい言葉を交えながら、コンパクトにまとめて伝えることをおすすめします。

遊びを取り入れながら練習に取り組む

走ることに苦手意識がある子どもはそのほかの運動も苦手なケースが多いため、親子で一緒にできる遊びを通じて速く走るための練習をするとよいでしょう。

例えば上記で挙げた縄跳びのほか、「ケンケンパ」「鬼ごっこ」「ボール遊び」などがおすすめで、特に鬼ごっこやボール遊びは瞬発力の向上が期待できます。

一方でケンケンパは、かかとを浮かせつつ土踏まずあたりで着地する「フラット接地」という着地方法を身につけられる練習法です。

フラット接地ができるようになれば安定感のある接地ができるようになるため、結果的に速く走ることが可能です。

スポーツ教室の利用を検討する

子どもが速く走れるようになるためには親のサポートが必要不可欠ですが、「親子だけではなかなかタイムを縮められない」「子どもにうまく教える自信がない」というケースもあるでしょう。

そういった場合は、スポーツ教室に通ってプロのコーチに教わるのもおすすめです。

JPCスポーツ教室は未就園児~小・中学生の子どもを対象とした、体幹トレーニング専門の体操・スポーツ教室となっています。

JPCスポーツ教室では「心・体・考」の3つの想いを大切にしており、ただ体を鍛えるのではなくメンタルや思考力も鍛えることで人間力アップを目指している点が特徴です。

また、JPCスポーツ教室は全教室冷暖房完備となっているため、季節を問わず継続して通いやすいところも魅力の1つとなっています。

JPCスポーツ教室では無料体験・見学も行なっているため、少しでも興味のある方はぜひお近くの教室までお問い合わせください。

JPCスポーツ教室 お近くの教室を探す

小学生の足が速くなる方法・トレーニング方法まとめ

子どもの足が速くなるためには、まず正しいフォーム・腕の振り方・足の使い方を意識することが大切です。

さらに前傾トレーニングや縄跳びトレーニング・体幹トレーニングなどの足が速くなる方法を実践して、速く走れるようになるための体づくりを忘れてはいけません。

子どもがトレーニングを続けて自信を手に入れるためには親のサポートも欠かせませんが、子どもの走り方に違和感があったり、親だけでは指導が難しいと感じた場合はぜひJPCスポーツ教室をご利用ください。

監修者情報
服部優希
服部優希
JPCスポーツ教室
羽島本店

経歴
岐阜県内の幼稚園、保育園で体操指導員として2010年より10年間指導にあたり、現在JPCスポーツ教室羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に愛知エリア・九州エリアの店舗管理を行う。

資格
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス
NESTA キッズコーディネーション トレーナー
子ども身体運動発達指導士

関連記事

学習指導要領の改訂…ご存じですか?

2020年に学習指導要領が改訂され、育成すべき資質・能力の3つの柱として「学びに向かう力・人間性」「知識・技能の習得」「思考力・判断力・表現力」が文科省により定