JPCスポーツ教室(TOP) » コラム » インナーマッスルとは?子どもの体幹を鍛えて姿勢や運動能力を伸ばそう

インナーマッスルとは?子どもの体幹を鍛えて姿勢や運動能力を伸ばそう

インナーマッスルとは?子どもの体幹を鍛えて姿勢や運動能力を伸ばそう

「姿勢が崩れやすい」「運動が苦手」「すぐ疲れてしまう」など、お子さんの様子で気になることはありませんか?

もしかしたら、インナーマッスルがうまく働いていないサインかもしれません。インナーマッスルとは、体の奥で姿勢や動きを支える重要な筋肉で、幼少期から鍛えることで、姿勢が整い、運動能力も高まりやすくなります。

本記事では「インナーマッスルとは何か」という基本から、子どもにとって大切な理由、家庭でできる体幹トレーニング、そして教室での専門的な取り組みまでを詳しく解説します。楽しく継続できる方法を見つけ、成長期の体づくりに役立ててくださいね。

インナーマッスルとは?

外で運動している子ども

「インナーマッスル」という言葉を耳にしても、どこにある筋肉でどんな働きをしているのか、よく分からない方もいるでしょう。ここでは、インナーマッスルとはどのような筋肉なのかを解説し、特徴や役割について詳しく紹介します。

インナーマッスルとは体の深部にある大切な筋肉

インナーマッスルとは、骨や内臓の近くにある深い層の筋肉です。表面で力強い動きを生み出すアウターマッスルとは異なり、目には見えませんが、姿勢を整え、関節を守る重要な働きを担っています。

代表的な筋肉には、腰回りを支える腹横筋、背骨を安定させる多裂筋、呼吸に関わる横隔膜などがあります。これらは無意識のうちに働き、日常のあらゆる動きを陰で支えているのです。

成長期にインナーマッスルがしっかりしていると、姿勢がよくなり、運動もスムーズになります。ケガを防ぎ、運動能力の伸びにもつながるため、早いうちから意識して育てたい筋肉といえるでしょう。

アウターマッスルとは?インナーマッスルとの違い

アウターマッスルとは、大きな力を発揮する筋肉で、外見にも現れやすいのが特徴です。対してインナーマッスルとは、体を細かく安定させる筋肉であり、普段は意識しにくいものの全身の動きを支えています。

例えばジャンプ動作では、アウターマッスルが体を押し上げる一方で、インナーマッスルが骨盤や背骨を支え、バランスを保っています。両者がバランスよく働くことで、しなやかで安定した動きが可能になるのです。

それぞれの違いを理解し、内側の筋肉を意識して育てることは、姿勢改善やケガの予防、運動パフォーマンスの向上にも直結します。

子どもにとってインナーマッスルが大事な理由

手を繋いで歩く子ども

成長期の子どもは、骨格や筋肉が発達途中です。そのため、インナーマッスルを鍛えることで、姿勢が整い、運動だけでなく学習にも好影響が期待できます。ここでは3つの観点から重要性を解説します。

姿勢を支え、バランス感覚を高める

インナーマッスルが十分に働くと、自然と背筋が伸び、長時間の授業でも姿勢を崩さずにいられます。

体の軸が安定することでバランス感覚も磨かれ、転びにくくなったり運動動作がスムーズになったりします。例えば縄跳びではリズムよく連続して跳べ、鉄棒でも安定して体を支えられるようになるでしょう。

正しい姿勢と安定した動きは、日常生活からスポーツのスキルアップまで幅広く役立ちます。

運動能力や集中力の向上につながる

体幹が安定すると、余計な力を使わずに体を動かせるため、疲れにくく集中力も持続しやすくなります。さらに筋肉が無理なく動きを支えてくれることで、ジャンプやダッシュといった瞬発的な動作も力強く、素早く行えるようになります。

体が思い通りに動く感覚は、子どもの「もっとやってみたい」という意欲を引き出し、結果として、練習へのモチベーションも高まっていくでしょう。

弱いとどうなる?姿勢や体力への影響

インナーマッスルが弱いと、姿勢が崩れやすく、猫背や腰痛の原因になることがあります。また、体幹が不安定だと運動中のブレが大きくなり、力をうまく発揮できません。

技術練習を重ねても上達しない場合は、テクニックではなく体を支える力が不足しているケースも考えられます。さらに姿勢の崩れは授業への集中力低下や、机に向かう際に字がきれいに書けないといった影響にもつながります。

目には見えない筋肉ですが、生活や学習、運動すべてを支える土台です。気になるサインがあるときは、インナーマッスルを意識したトレーニングから始めてみるとよいでしょう。

家庭でできる!インナーマッスルを鍛える体幹トレーニング

運動している子どもたち

インナーマッスルは、特別な器具がなくても家庭で鍛えることが可能です。ここでは、親子で取り組める3つの簡単な方法を紹介します。

姿勢キープ!簡単フロントブリッジ

フロントブリッジとは、うつ伏せで腕とつま先を床につき、10〜20秒のあいだ体を一直線にキープするシンプルな運動です。最初は無理のない範囲から始め、2セット、3セットと休憩を入れつつ行う回数を増やしていきましょう。

腹筋だけでなく腰や背中もバランスよく鍛えられ、姿勢を支える力が養われます。フォームが崩れると効果が下がるため、正しい姿勢を意識して安全に行ってくださいね。

バランス力を育てる片足立ち

片足で立つだけの簡単な動作ですが、体幹を安定させる深部の筋肉がしっかり働きます。左右10秒ずつ挑戦し、慣れてきたら時間を延ばしましょう。

目を閉じたりクッションの上に立ったりすると難易度が上がり、バランス力と体幹の安定性がさらに高まります。

親子で楽しく!けん玉やバランス遊び

けん玉やボール遊びは、遊びながら自然に体幹を鍛えられる優れた方法です。特にけん玉では、玉を目で追いながら膝を曲げて体を支え、着地の瞬間に姿勢を安定させる一連の動作がインナーマッスルを刺激します。

技を成功させるためには上半身を無駄に動かさず、体のブレを抑える必要があるため、バランス感覚も磨かれます。親子で挑戦しながら楽しくトレーニングしてみてくださいね。

教室での体幹トレーニングで得られるメリット

グラウンドで遊ぶ子ども

家庭でも効果は期待できますが、教室では専門的な指導を受けられるため、効率よく力を伸ばせます。ここでは教室での体幹トレーニングとはどんなものか、特徴や利点を紹介します。

正しいフォームを専門家がサポート

自己流ではフォームが崩れやすい体幹トレーニングも、専門家の指導があれば安全かつ効果的に行えます。正しい姿勢や呼吸法を丁寧に指導してもらえるため、トレーニングの質が高まり、短期間でも成果を感じやすくなります。

さらに、子ども一人ひとりの体格や動きに合わせたアドバイスを受けられるので、無理のない方法で体に負担をかけることなく取り組めるのも魅力です。

段階的な負荷で安全にレベルアップ

教室では、子どもの成長に合わせた負荷で少しずつレベルを上げるプログラムが組まれています。無理のない範囲から始めるためケガのリスクが少なく、達成感を積み重ねながら力を伸ばしていけます。

また、仲間と一緒に挑戦する環境は刺激が多く、自然とモチベーションが高まり、継続しやすいのも大きなメリットです。

インナーマッスルを鍛えるならJPCスポーツ教室

JPCスポーツ教室

インナーマッスルが弱いままだと、姿勢が崩れるだけでなく、腰痛や疲れやすさ、集中力の低下など心身に影響がでます。

そこで思い切って「JPCスポーツ教室」でプロの指導を受ければ、正しいフォームで効率的にインナーマッスルを鍛えられます。

「JPCスポーツ教室」なら体幹トレーニングを中心に、毎回新しいメニューに挑戦できるため、飽きずに楽しく続けられる教室です。

「姿勢が良くなって前向きになった」「疲れにくくなって勉強や仕事にも集中できるようになった」など、体だけでなく気持ちまで整ったという口コミも多数寄せられています。

心と体をバランスよく鍛えられる「JPCスポーツ教室」は随時体験レッスンを受付中です。ぜひ下記からお近くの教室を探してみてください。

JPCスポーツ教室の教室一覧はこちら

インナーマッスルとは?子どもの体幹を鍛えて姿勢や運動能力を伸ばそう|まとめ

インナーマッスルとは、子どもの姿勢や運動能力を根本から支える大切な筋肉です。弱いと姿勢が崩れたり、運動に自信が持てなかったりする一方で、鍛えればバランス感覚が高まり、集中力や体力も向上します。

家庭での簡単な体幹トレーニングから始め、必要に応じて専門教室も活用すると、より確実に効果を実感できるでしょう。日々の積み重ねが、お子さんの健やかな成長と自信あふれる動きにつながっていきますよ。

JPCスポーツ教室 お近くの教室を探す

あわせて読みたい関連記事

監修者情報
高橋建二
高橋建二
JPCスポーツ教室
羽島本店

経歴
岐阜県立岐阜城北高校卒業後、中学硬式野球クラブチームの監督を2年間務める。(全国大会ベスト4)
現在JPCスポーツ教室の本部統括を務め、羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に関東エリアの店舗管理を行う。

資格
KOBA式体幹トレーニング Bライセンス
KOBA式体幹トレーニング Aライセンス
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス

関連記事