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皆さんはどう声をかけますか?

たとえば、お子さんが点数の低いテストを持って帰ってきたとしましょう。

点数を見て親から、「算数が苦手だね」と言われたら、子どもは「自分は算数が苦手なんだ」と思いはじめます。

厄介なことにそれが「自分は算数が苦手だ」という呪いになり、それを証明するように思考したり行動したりするようになります。

しかし、間違えた部分を一緒に確認して、「ここがむずかしかったね」「ここをやり直せば次は大丈夫そうだね」と話せば、「得点できなかったテスト」が宝に変わります。

 

「算数が苦手ね」と言うのか、「ここはできたね」と言うのか。

 

それだけの違いで、子どもの自信も次の行動も変わってきます。

これは勉強に限らず、運動や普段の生活でも同じです。

 

子どもは親の反応を本当によく見ています。

こうした反応の繰り返しで、子どもの思考・行動は変わっていくのです。