JPCスポーツ教室(TOP) » コラム » 3歳児の「できた!」を育てる!発達を伸ばす遊びと親の関わり方

3歳児の「できた!」を育てる!発達を伸ばす遊びと親の関わり方

3歳児の「できた!」を育てる!発達を伸ばす遊びと親の関わり方

「遊びながら成長を促したいけれど、何をすればいいのかわからない」

そんな悩みを感じていませんか?

3歳になると、「自分でやりたい!」という気持ちがぐんと強くなり、子どもの世界がどんどん広がっていきます。

一方で、思い通りにいかず泣いたり、すぐ飽きてしまったりと、親として戸惑う場面も多いでしょう。

しかし、この時期の「遊び方」や「関わり方」次第で、子どもの自信や集中力、そして心の成長は大きく変わります。

この記事では、家庭でできる遊びを通して、3歳児の「できた!」を育てるヒントをお伝えします。

3歳はどんな時期?「できた」が自信を育てる

3歳の笑顔な子ども

3歳は「自分でやってみたい!」という意欲が一気に高まる年齢です。

体の動きや言葉がぐんと発達し、少しずつ思い通りに行動できるようになります。

しかし同時に、思った通りにいかないと癇癪を起こしたり、集中力が続かないなどの様子も見られる時期です。

この時期に大切なのは、うまくできたことを褒めてあげるよりも、「できるようになった過程」を一緒に喜ぶことです。

「できた!」という小さな達成感を積み重ねることが、次への挑戦意欲を育てる第一歩になります。

3歳児におすすめの遊びのジャンル

遊んでいる子ども

3歳児は、体を動かすことも、言葉で表現することも楽しくなり、遊びの幅が一気に広がる時期です。

だからこそ、この時期は発達に合わせた遊びを選ぶことが大切です。

ここでは、家庭で無理なく取り入れられる3つの遊びジャンルを紹介します。

ごっこ遊び|言葉と想像力を育てる

ごっこ遊びは、子どもの想像力を育て、言葉の表現力を豊かにする遊びです。

おままごと・お店屋さん・ヒーローごっこなど、身近な題材で自由に子どもの発想を引き出すことができます。

大人がそばで見守りながら少しだけ声をかけてあげると、想像の世界がさらに広がり、子どもの中に“伝える力”が育ちます。

体を動かす遊び|基礎運動能力を伸ばす

3歳児は動くことが大好きな子も多く、走る・跳ぶ・転がるといった遊びを通して、体のバランス感覚や筋力を育てていくのが適している時期です。

公園での鬼ごっこ、ボール投げ、しゃがんで立つ動作など、日常の中で多様な動きを取り入れましょう。

大人が一緒に笑顔で参加することで、運動への自信と「体を動かすって楽しい!」という気持ちを引き出せます。

手先を使う遊び|集中力を高める

3歳児は指先の動きが急速に発達する時期でもあります。

粘土・ブロック・シール貼りなどの遊びは、指先の発達と集中力を同時に育てることができます。

形を合わせたり色を選んだりする中で、思考力や空間認識力も自然と伸びていきます。

子どもが「もう一回やってみたい!」と思えるような遊びを意識しましょう。

体幹トレーニングで体と心を鍛えよう!まずは無料体験!お近くの教室はこちら

3歳児との遊びで大切にしたいこと

子どもと家族

どんな遊びよりも大事なのは、親がどんな気持ちで関わるかということです。

うまくできないときも、そっと見守りながら「やってみよう!」の気持ちを支えてあげることが、成長を大きく後押しします。

子どものペースを尊重し、楽しく安心して遊べる環境づくりを心がけましょう。

「できた!」を奪わない声かけと環境づくり

つい大人が手を出したくなる場面でも、まずは見守ることが大切です。

自分でできた体験が、子どもの自己肯定感を支える基盤になります。

「もう少しでできそうだね」「ゆっくりでいいよ」と声をかけたりしながら、子どもが安心して、自分の力で挑戦を続けられる環境を整えてあげましょう。

遊びのなかで安全面・衛生面に注意する

家庭では、小さなおもちゃの誤飲や床の滑りやすさに気をつけましょう。

遊ぶ前にスペースを整え、道具を清潔に保つことで安心して遊べます。

外遊びでは転倒や日焼けを防ぐため、靴や服装にも気を配ることが大切です。

安全な環境が、親子で思いきり遊びを楽しむための土台になります。

無理をさせず、楽しさを重視する

3歳児は気分の浮き沈みが激しく、長く集中することはできません。

興味が途切れたら無理に続けさせず、楽しいと思える遊びを優先しましょう。

楽しむことが“学び”につながると意識できると、親の関わり方もぐっと前向きになります。

家庭でできるおすすめ遊びアイデア

家の中の家族

おうちの中でも、公園でも、3歳児は遊びながらどんどん成長していきます。

特別な道具がなくても、ちょっとした工夫で「できた!」を感じられる遊びはたくさんあります。

ここでは、親子で笑顔になれるアイデアを紹介しますので、お子さんの特性に合わせて試してみてください。

おうちでできる簡単ごっこ遊び3選

家にあるものを使って想像を広げる“ごっこ遊び”は、3歳児の発想力をのびのびと伸ばす時間です。

日常生活をテーマにした遊びを通して、自然にコミュニケーション力や社会性を育むことができます。

特別な道具がなくても親子で楽しめる定番のごっこ遊びを3つ紹介します。

①お店屋さんごっこ

【準備するもの】空き箱・紙袋・おもちゃ・値札用の紙

【遊び方】商品を並べて「いらっしゃいませ」「これください」と声をかけ合います。

【ねらい】値札をつけたりお金をやり取りすることで、数の概念や言葉のやり取りが自然に身につきます。

②お医者さんごっこ

【準備するもの】ぬいぐるみ・ティッシュ・包帯・体温計など身近な道具

【遊び方】ぬいぐるみを患者に見立て、「どうしましたか?」「お薬を出しますね」と診察します。

【ねらい】相手を気づかう会話を通して、優しさや思いやりが育まれます。

③ごはん屋さんごっこ

【準備するもの】紙や粘土で作った食べ物、トレーやお皿など

【遊び方】「ご注文は何にしますか?」「どうぞ召し上がれ」と料理を提供します。

【ねらい】家庭でのやり取りを再現しながら、言葉づかいや礼儀を自然に学ぶことができます。

公園で楽しむ体を動かす遊び3選

3歳児の体はぐんぐん発達していく時期です。

ここでは、特別な道具を使わずにできる、手軽でシンプルな遊びを紹介します。

外でのびのび動くことは、筋力やバランス感覚を高める絶好の機会ですので、ぜひ生活の中に取り入れてあげてください。

①ボールキャッチ

【準備するもの】子どもの手に合った柔らかいボールを1つ

【遊び方】転がす・投げる・キャッチするの順にステップアップしていきましょう。

【ねらい】最初は距離を近くし、成功体験を積ませながら徐々に難易度を上げましょう。

②ジャンプゲーム

【準備すること】チョークで地面に線を引く、またはロープを置く。

【遊び方】片足ジャンプ・ケンケンパ・ジグザグ跳びなどを組み合わせて遊びます。

【ねらい】脚力だけでなくリズム感やバランス感覚も鍛えられます。

③追いかけっこ(親子鬼ごっこ)

【準備すること】広い場所を選び、障害物がないことを確認。

【遊び方】親が鬼になって追いかけたり、子どもと交代してルールを変えたりします。

【ねらい】走るスピードや止まるタイミングを調整することで、瞬発力と判断力が育ちます。

遊びの経験を“成長の力”に変えるならJPCスポーツ教室へ

JPCスポーツ教室

子どもの成長をサポートしたいと思っても、「どう遊ばせたらいいのか分からない」「本当にこれで合っているのかな」と感じることもあるでしょう。

そんなときは、専門家のサポートを受けながら、安心して楽しく体を動かせる環境を選ぶのがおすすめです。

JPCスポーツ教室では、遊びを通して体幹・集中力・バランス感覚などを育てるプログラムを提供しています。

子どもの「できた!」を引き出しながら、成長を一緒に見守る時間をつくりませんか?

JPCスポーツ教室 お近くの教室を探す

3歳児の「できた!」を育てる!発達を伸ばす遊びと親の関わり方|まとめ

「やってみたい!」の気持ちがどんどん育つ時期の3歳児は、遊びを通して成功体験を積むことで、自信や意欲の芽が育ちます。

できるできないではなく、親子で一緒に3歳児の「今」を楽しみながら過ごすという気持ちを大切にしましょう。

もし「もう少し体を動かす経験をさせたい」と感じたら、JPCスポーツ教室がおすすめです。

遊びながら見る力・動く力を伸ばし、子どもの「できた!」を増やすサポートをしています。

楽しくお子さんの成長を支えるきっかけにしてみてください。

JPCスポーツ教室 お近くの教室を探す

あわせて読みたい関連記事

監修者情報
服部優希
服部優希
JPCスポーツ教室
羽島本店

経歴
岐阜県内の幼稚園、保育園で体操指導員として2010年より10年間指導にあたり、現在JPCスポーツ教室羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に愛知エリア・九州エリアの店舗管理を行う。

資格
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス
NESTA キッズコーディネーション トレーナー
子ども身体運動発達指導士

関連記事

子どもロコモティブシンドローム

ロコモティブシンドロームとは、骨、筋肉、関節などに障害が起こり、「立つ」「歩く」といった日常生活を送るための運動機能が低下している状態のことです。 ロコモティブ