「小学生の新体力テストでまたB判定だった…」
「次A判定を取るにはどうしたら良いだろう?」
小学生の新体力テストは、学年が上がるにつれて基準値も上がりA判定が取りにくくなってきます。
次こそはA判定をとりたいという方のために、この記事では種目別の練習方法やコツを詳しく解説していきます。
今すぐできる練習方法や、A判定を取るための近道もご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
小学生新体力テスト8種目別のコツ
小学生新体力テストは以下8つの種類がありますが、ここでは結果が良くなかった時の具体的な改善方法や、測定当日に意識することを種目別に解説していきます。
どのトレーニング家でも簡単にできて、毎日継続的に行うことでより効果が期待できるので、A判定を目指す方はぜひ参考にしてください。
新体力テスト①握力のコツ
新体力テストで行われる「握力」は、手を握る力ではなく全体の「筋力」がわかる種目です。
男子は26kg以上、女子は25kg以上だと、10点満点になります。
握力の結果が良くなかったら、手に力を入れてグーパー運動を毎日50回〜100回ほど行いましょう。
お風呂でグーパー運動を行うのも良いですし、外では公園で鉄棒にぶら下がったりするだけでも効果的です。
実際に測定する際は、リラックスした状態で瞬時にギュッと握り、可能であれば声を出しながら握るとより力が入るので、意識してみてくださいね。
新体力テスト②上体起こしのコツ
上体起こしは全身の「スタミナ(体力や筋肉の耐久力)」がわかり、男子は26回以上、女子は23回以上だと10点満点です。
上体起こしの結果が良くなかったら、家で「ゆりかご」をして腹筋を鍛えましょう。
ゆりかごは体育座りの状態で、両手で膝を抱え、ゆりかごのように前後に揺れる動作を5回〜10回ほど繰り返します。
勢いよく後ろに倒れると、頭をぶつけてしまうかもしれないので注意してください。
本番では、リラックスしながらあごを引き、腰を丸めて挑戦しましょう。
新体力テスト③長座体前屈のコツ
長座体前屈をすると、全身の「柔軟性」がわかり、男子は49cm以上、女子は52cm以上だと10点満点です。
長座体前屈の記録を伸ばすために、まずはお風呂上がりの体が暖かい状態でストレッチを行い、柔軟性をつけましょう。
両足をつけたまま前に伸ばして、背筋を伸ばし息を大きく吐きながらゆっくり上半身を前に倒してください。膝が上がらないよう気をつけながら、測定当日も同じように意識しましょう。
体が硬い人にとってはじめは多少辛いかもしれませんが、ストレッチは継続的に行うことが大切です。
毎日継続することで確実に柔軟性が身につくので、ぜひ試してみてください。
新体力テスト④反復横跳びのコツ
反復横跳びは全身の「瞬発力」を測る種目で、男子は50点以上、女子は47点以上だと10点満点になります。
もし反復横跳びの結果が良くなかったら、下半身や体幹を強化するためにスクワットを行いましょう。
- 両足は肩幅程度に開く
- つま先は外側に向ける
- 膝がつま先よりも前に出ないように、おしりを突き出す
- 太ももと床が並行になるよう腰を落とす
基本は上記の4つを意識して取り組み、慣れてきたら100cm間隔で3本ラインを引いて、実践練習をしてみてください。
上半身は動かさず、一定間隔のステップ幅を足だけで体重移動するイメージで行うとより記録を伸ばしやすくなるので、本番でも意識しましょう。
新体力テスト⑤20mシャトルラン(往復持久走)のコツ
20mシャトルラン(往復持久走)は全身の「持久力」を測るため、運動能力の基礎となる力がわかります。
男子は80回以上、女子は64回以上で10点満点です。
より良い結果を出すなら、体力と持久力をつけるために走り込み練習すると記録を伸ばしやすいです。
呼吸するとき「2回吸って2回吐く」を繰り返し、辛いようなら「2回すって1回吐く」を意識すると呼吸をコントロールできてより速く走れるようになります。
本番では、行きは右回り、帰りは左回りなど左右交互にターンすると体力をキープできるので、ぜひ試してみてください。
新体力テスト⑥50m走のコツ
50m走は足の速さを測る種目で、男子は8.0秒以下、女子は8.3秒以下だと10点満点になります。
速く走るために、20mシャトルランと同様、走り込み練習をしましょう。
スタートの時は利き足を後ろにすると地面を思い切り蹴れます。あごを引いて背筋を伸ばし、腕を前後にしっかり振ります。
また、ゴールより5m先まで走り切るとより加速し続けられるので、当日も同じように意識してみてください。
新体力テスト⑦立ち幅跳びのコツ
立ち幅跳びは全身の「体幹の強さ、瞬発力」を測れるだけでなく、体の使い方がわかる種目です。
男子は192cm以上、女子は181cm以上だと10点満点です。
その場で前に踏み切る練習を続けるだけでも十分効果があるので、手を思い切り振って膝を十分に曲げたら、斜め45度〜50度前に跳ぶことを意識しましょう。
立ち幅跳びは、どれだけ前に跳べるかが大切なので、上に高く跳ばないよう注意してくださいね。
新体力テスト⑧ソフトボール投げのコツ
ソフトボール投げは「巧緻性」が測れる種目で、立ち幅跳び同様、体の使い方もわかります。
男子は40m以上、女子は25m以上だと10点満点です。
握力をつける練習と同じようにグーパー運動を行ったり、鉄棒で懸垂をしたりして、手首や肩の力をつけましょう。
そのあと親とキャッチボールをするのもおすすめです。この時、斜め45度〜50度前に投げることを意識すると、より遠くに投げられるようになるので、ぜひ試してみてください。
小学生新体力テストの点数基準
小学生新体力テストの総合評価基準は下記のとおりです。
6歳 | 7歳 | 8歳 | 9歳 | 10歳 | 11歳 | |
---|---|---|---|---|---|---|
A | 39以上 | 47以上 | 53以上 | 59以上 | 65以上 | 71以上 |
B | 33~38 | 41~46 | 46~52 | 52~58 | 58~64 | 63~70 |
C | 27~32 | 34~40 | 39~45 | 45~51 | 50~57 | 55~62 |
D | 22~26 | 27~33 | 32~38 | 38~44 | 42~49 | 46~54 |
E | 21以下 | 26以下 | 31以下 | 37以下 | 41以下 | 45以下 |
8種目の合計点数で、A〜E判定が決まります。
小学生新体力テストでA判定を取るなら
小学生新体力テストでA判定を取るために、公園など外で遊ぶ機会を増やしましょう。
鉄棒やブランコなどの遊具で遊んでいるうちに必要な筋力が育てられるからです。
また、運動の基礎となる体操教室に通うこともおすすめします。
- 他スポーツや体育でのパフォーマンス向上
- 体幹が強化され姿勢が良くなる
- 自己肯定感が上がる
新体力テストをきっかけに、子どものやる気や運動能力をさらに上げられるかもしれないので、外遊びで限界を感じたら体操教室も検討してみると良いです。
小学生の新体力テスト!A判定と取るためのやり方とコツをご紹介!|まとめ
小学生の新体力テストでA判定をとるために、8種目別で練習方法やコツをご紹介しました。
学年が上がるにつれてA判定を取るのは難しくなってくるので、それぞれの練習方法や外遊びを積極的に取り入れることから始めましょう。
それだけでは限界という方は、いっそ体操教室に通って全体の運動能力向上をサポートしてもらうのも良いです。
JPCスポーツ教室では体幹トレーニングに特化しているため、通っているうちに新体力テストの8種目全ての記録を伸ばすための身体づくりができます。
ストレッチや体幹トレーニングなどを、楽しみながら取り組めるよう専任のコーチがメニューを組んでいるため、運動が好きな子でも苦手な子でも続けやすいのが魅力です。
ぜひ無料体験レッスンへ足を運んでみてくださいね。
JPCスポーツ教室の教室一覧はこちら羽島本店
経歴
岐阜県立岐阜城北高校卒業後、中学硬式野球クラブチームの監督を2年間務める。(全国大会ベスト4)
現在JPCスポーツ教室の本部統括を務め、羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に関東エリアの店舗管理を行う。
資格
KOBA式体幹トレーニング Bライセンス
KOBA式体幹トレーニング Aライセンス
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス