スポーツでは「心」「技」「体」のバランスが重要といわれています。その中でも、最初に挙げられるのが「心」です。どれだけ技術が優れ、コンディションが整っていても「心」が伴っていないと相手はおろか、自分自身にも勝てません。体操教室で授業を行う際、「跳び箱は絶対に跳べない」と言っている子は、言葉の通り絶対に跳べません。「自分は跳べる」と思うことで、不可能が可能になるのです。実際に跳び箱を跳べない子のほとんどがマイナス発言を連発させ、やる前から諦めてしまいます。しかし、我々コーチ陣と繰り返し練習をすることで、「出来ない!!」から「出来た!!」に変わり、みるみる表情が明るくなる子を私たちは数多く見てきました。どんなスポーツでも試合で「ミスをしたらどうしよう…」とか「ここで決めなければ負けてしまう…」などマイナス発言が出てくるときは、結果は伴いません。メンタル面を優位に保つためにどうすれば良いのか。これは残念ながら明確な答えがありません。しかし、普段から良いルーティンが整っている選手は、自然と結果が伴ってきます。また、練習量を増やすことでメンタリティーが保てる選手や、質の高いトレーニングを行なうことで自信に繋がる選手もいます。「これをすれば絶対大丈夫!!」そんな魔法はこの世に存在しません。だからこそ、スポーツは奥が深いですし、自分を成長させてくれます。JPCスポーツ教室では、スポーツを通してお子さんたちが「心」を磨き、大人になっても謙虚で誠実な人間力の高い人を育成していきたいと考えています。
園児から小学生までを対象とした『体操体幹トレーニングクラス』では、マット運動、跳び箱、鉄棒などバラエティー豊かな種目のラインナップで毎回飽きがこない内容となっています。どのクラスにも体幹トレーニングは必ずメニューに組んでおり、JPCスポーツ教室ではKOBA式体幹バランストレーニングを導入しています。幼少期から神経系にたくさんの刺激を入れ、自分の思い通りにカラダを動かせられるようになることを大前提としたメニューで実践していただきます。また、小学生から大学生まで各種スポーツを行なっている選手を対象とした『体幹トレーニング教室』では、スポーツに合わせたカラダの使い方指導を行ないます。特に成長段階である小・中学生には怪我をしないカラダの使い方のトレーニング指導(KOBA式体幹バランストレーニング)を中心に行ないます。どれだけ頭でイメージが出来たとしても、フィジカルが機能していなければ技術の成長はありません。イメージ通りにカラダを動かすためにはフィジカルの強化が必須なのです。特にトレーニング知識が乏しい選手は技術練習に重きを置きがちですが、イメージ通りにカラダが動かない選手が大成することはあり得ないと私たちは考えます。アスリートとして高い技術を習得するためには、やはりフィジカルの強化を強くおすすめします。
最後に私たちが重要視しているのが、「論理的思考力」です。子どもから大人に成長するにつれて、与えられたことを行うだけではなく、自分で考えて行動することがとても重要になってきます。JPCスポーツ教室では授業内でゲームをする時、スタートからゴールまでの一連の流れを全て子ども達に伝えることはしません。はじめにお題を与えて、あとは個人やグループでゴールをするためには何が必要なのかを考えながら授業に参加してもらっています。子ども達は大人と違って固定概念がないため、様々な発想を提示してくることが多く、その可能性は無限大だと驚かされることばかりです。決して答えは1つではないということを、ゲームを通して伝えています。また、体幹トレーニングでは、トレーナーの指示に従ってトレーニングを行うだけでなく、なぜこのトレーニングが必要なのか、「Why?」を徹底的に追求してもらいます。自分には何が足りないのか、なぜ伸び悩むのか、我々が提供するのはほんの少しのきっかけだけ。その先を考えるのは本人たちに任せています。今後の人生において、様々な課題を自分の力で考え解決できる人に育成するために、普段から「Why?」の追求を徹底して行っていただきます。
我々が小さい頃は、ファミリーコンピューターが普及し始めた頃ですが、ゲーム三昧という子はほとんどいませんでした。学校から帰るとランドセルを放り投げ、近くの公園で年齢関係なく友達と毎日遊んでいました。自分達で遊びを決めて、ルールも決めて、年齢や学年に応じてハンデも決める。これが自然と出来ていました。知らず知らずのうちに集中力や思考力、観察力や記憶力、構成力や想像力を身につけていたのです。スポーツを行なう上でも、比較的厳しめな時代だったので、時には鉄拳制裁を科されることも少なからずありました(今は絶対ダメです)。要するに周りから厳しさを与えて頂いていたのです。
今はどうでしょうか?スマホは一家に2台以上。ゲーム機の種類も豊富でYouTubeやSNSなど様々な情報を容易に取得出来るとても便利な時代となりました。鉄拳制裁などしようものならSNS上で拡散され犯罪者扱いです。裏を返せば、今の時代は周りから厳しさを与えてもらえない時代になりました。要するに子ども達が自分自身に厳しくしないといけない時代に突入したのです。便利な時代になれば人間の幸福度が高まるか?という問いに何割が「Yes」と回答するでしょうか?
現代の社会は、小手先の情報で乗り越えようとする風潮がとても強くなりました。YouTubeでは「○○の成功法」「年収の上げ方」「金持ちになる方法!!」「誰でも簡単に短時間で稼げる方法!!」など本来ではあり得ない情報がどんどん拡散されており、こういう詐欺まがいな情報を見るだけで嫌気がします。SNSは第三者が監修することがないので、自由に表現が出来ます。インフルエンサーと呼ばれる、若者に影響力がある人が発信する情報は仮に間違っていても、それを正しい情報だと子ども達は受け取ります。
我々は目先を乗り越える情報ではなく、『誠意』、『謙虚』、『誠実』、『勇気』、『忍耐』、『勤勉』、『質素』など人間の内面にある人格的な部分をクラス運営を通して子ども達に伝えて参りたいと思います。もちろん、トレーニングを継続的に行なうことで、フィジカルもテクニックも上達していきます。しかし、一番大事なことは折れないメンタルです。仮にスポーツ競技を終了しても、近い将来、必ず養った強いメンタルと人間力が自分自身を助けてくれることでしょう。
JPCスポーツ教室は子ども達の成長出来る空間を提供し続けることを約束します。我々はそんな子ども達の成長を共に喜び、時にはちょっとした助言を与えられるプロ集団としてあり続ける為に、学びを続けて参ります。 成長したいと思いJPCスポーツ教室へ入会してくれた皆さん!!共に頑張りましょう!!
株式会社J-PRoach 代表取締役 髙木 宏昌
使用する用具以外は収納するように徹底しています。特に芝生エリアでは物を置かないようにしている為、全力で走り回っても安全に授業が行えるようにしています。授業で使用した用具も使用後即片付けるようにしています。
授業開始の準備運動、終わりのストレッチの徹底を行なっております。 特に授業終わりのストレッチは重要で各クラス必ず行い、カラダの柔軟性から怪我の未然予防の為に徹底して行なっています。
4つの能力強化でカラダが変わる!KOBA式体幹☆バランストレーニング(KOBA☆トレ)で、柔軟性・安定性・バランス・連動性の4つの能力を高めることで日常生活やスポーツのパフォーマンスは大きく向上!体幹・体軸というカラダの中心部分の筋肉や神経、つまりインナーマッスルを鍛えることで、バランス感覚も強化するトレーニング方法です。
普段使われていない筋肉を呼び覚ましバランス力が向上!