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スケボー上達のカギは体幹!初心者におすすめのトレーニングをご紹介

スケボー上達のカギは体幹!初心者におすすめのトレーニングをご紹介

オリンピックで日本選手が活躍したのを見て「難易度の高い技をかっこよく決めてみたい!」とスケボーに興味をもった方も多いのではないでしょうか?

しかし、見よう見まねでチャレンジしてみても、技がうまく決まらなかったり、短時間の練習で疲れてしまいがちですよね。

スケボーを上達させるための秘訣は、滑る技術の習得だけでなく、筋力やバランス力を鍛えるための体幹トレーニングを行なうことです。

そこでこの記事では、スケボー初心者が体幹を鍛えるべき理由と、簡単に始められる体幹トレーニングを詳しくご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

スケボー初心者が体幹を鍛えるべき3つの理由

スケートボードを練習する子ども

初心者がスケボーを上達するために「体幹を鍛える」ことは、技の成功率向上や怪我をしにくくなる体づくりなど、多くのメリットがあります。

ここでは、スケボー初心者が体幹を鍛えるべき3つの理由について解説していきます。

体幹を鍛えると技の成功率が上がる

スケボーは体幹を鍛えて軸をしっかり安定させることで、バランス感覚が良くなり難易度の高い技の成功確率を上げることができます。

体幹が弱くバランスが安定しない状態だと、空中での姿勢をコントロールする際に体勢を崩しやすく、空中でポーズを決めるような技を失敗しやすくなります。

しかし体幹トレーニングによって体の重心がぶれにくくなれば、技の練習中に失敗する回数も減ってくるので、スケボーをもっと楽しめるようになっていきます。

バランス感覚が向上する

スケボーの基本的で重要なスキルは、ボードの上でバランスを取ることです。

初心者のうちは、バランスが取れずに低い段差や傾斜でも転びやすいものの、体幹を鍛えると、どのような地形でも姿勢を維持できるバランス感覚が磨かれていきます。

また、体幹を鍛えることでバランスを崩した際に体勢を立て直す力も身につくため、転倒による怪我のリスクが減り、安全にスケボーを楽しみやすくなります。

疲れにくくなるから長時間楽しめる

体幹を鍛えることで、余分な力を使わず長時間スケボーを楽しめるようになります。

スケボーを練習しているとすぐに疲れてしまうという場合は、体幹が弱いため、滑っているときに余分な力を使っているのが原因として考えられます。

体幹は体を支える役割があり、体幹を鍛えておけば、滑りの姿勢を楽にキープできるため、疲労感を感じにくくなるはずです。

長時間の練習でも、技の練習やトリックの練習に集中できるようになれば、スケボーがさらに楽しくなり、もっとスケボーを楽しむモチベーションにつながります。

初心者でも簡単!スケボーに効く体幹トレーニング

スケボーでバランスをとる子ども

ここまでスケボーにおける体幹の大切さをお伝えしてきましたが、「どうやって体幹を鍛えたらいいか分からない」という方も多いのではないでしょうか?

そこで次は、スケボー初心者でも簡単にできる体幹トレーニングを3つご紹介します。家でも道具なしでできるので、ぜひ挑戦してみてください!

フロントブリッジで体幹を鍛える

フロントブリッジとは、器具を使わずにできる基礎的な体感トレーニングの一つで、やり方は以下の通りです。

  1. 床に両肘とつま先をつけて、体をまっすぐにします。
  2. お腹と背中に力を入れて、この姿勢を10秒キープします。
  3. 上記を3セット繰り返します。

フロントブリッジでお腹の筋肉や背中が鍛えられることで、スケボーでの安定感がアップします。

慣れるまでは姿勢を15秒間キープすることも難しいので、体勢が崩れ腰を痛めることがないように、10秒程度に留めておき、慣れてきたらキープ時間は長くしてみましょう。

サイドブリッジで脇腹の筋肉を鍛える

ターンや体をひねる技を成功させたいなら、脇腹の筋肉を強くすることが重要です。

脇腹の筋肉強化ができるサイドブリッジのやり方は次の通りです。

  1. 横向きになり、片肘と足の側面で体を支えます。
  2. 体がまっすぐになるように意識しながら、10秒キープします。

肩がすぼまって姿勢が崩れると効果が下がってしまうので、支えとなる肘と腕でしっかりと地面を押し返すことを意識して、余分な部分に力を入れないようにしましょう。

左右交互に3セットずつ行なうことで、全身のバランスが整い、さらにスケボーの上達につながります

スクワットでジャンプ力を鍛える

ジャンプの高さを上げたい場合は、足の筋肉を鍛えるスクワットがおすすめです。

  1. 足を肩幅に開き、両手を前に伸ばします。
  2. ゆっくり膝を曲げながら腰を落とします。このとき、膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。
  3. しゃがみきったら、ゆっくり元に戻ります。

足に意識を向けすぎて腰が反ってしまうと腰を痛める原因になります。慣れないうちは胸の前で腕をクロスさせ、腹部にも力を込めるように意識してみてください。

また、慣れないうちは姿勢が崩れやすいので、1セットを10回程度に留めて、1回1回鏡でフォームを確認しながら行なうのがおすすめです。

楽しくスケボーで滑るために体幹トレーニングを続けるコツ

スケボーを楽しむ親子

体幹トレーニングは簡単で単調な運動だからこそ、トレーニングを始めても途中で飽きてやめてしまうことはよくあります。

しかし、スケボーで楽しく滑るために体幹トレーニングを継続しないと、技術は向上しにくいです。そこで、本記事の最後は楽しく体幹トレーニングを継続するための3つのコツをご紹介します。

小さな目標を設定する

「フロントブリッジを1日10秒やる」「スクワットを毎日10回続ける」など、小さな目標を立てましょう。

大切なのは、無理のない範囲で目標を設定することです。簡単にクリアできる目標でも、達成することで嬉しくなり、明日もやってみようと感じます。

また、成功体験を積み重ねることはモチベーションアップに繋がり、体幹トレーニング以外の日常生活でも継続できる力が自然と身につきます。

成果を振り返る時間を作る

自分の成長はなかなか感じ取りにくいものなので、スケボーに乗っている自分を動画で撮影しておくのもおすすめです。

毎日の体幹トレーニングでくじけそうになった時は、1週間前・1ヶ月前の自分と最新の自分の滑りを比べることで、上達している部分に気づくことができます。

「ここが良くなった!」と感じられると、もっと頑張ろうという気持ちが生まれるので、体幹トレーニングがスケボーの上達にどう役立っているかを確認することも大切です。

練習を友達とシェアする

体幹トレーニングもスケボーの練習も、仲間と一緒に行なうと楽しさが倍増します。

友達と目標を共有したり、お互いの成長を報告し合ったりすることで、励まし合いながら取り組むことができます。

特にスケボー仲間と一緒に練習すれば、「技のキレが良くなった!」など成長したポイントをお互いに見つけられ、1人でやるより楽しく体幹トレーニングも続けられるはずです。

スケボー上達のカギは体幹!初心者のための体幹トレーニングのすすめ|まとめ

体幹を鍛えることで、バランス感覚が向上し、スケボーの技の成功率がアップするだけでなく、技の練習を繰り返しても疲れにくくなるというメリットがあります。

今回ご紹介したトレーニングやコツを日常に取り入れるだけでも、スケボーの上達を実感できるので、根気強く挑戦してみましょう!

また、体幹トレーニングを本格的に始めたい、プロのアドバイスを受けたいという方は、「JPCスポーツ教室」の体幹トレーニングクラスがおすすめです。

無料体験クラスも実施中なので、スケボー上達のために本格的に体幹トレーニングを始めたいという方は、ぜひお近くの教室の無料体験にお申し込みください!

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監修者情報
服部優希
服部優希
JPCスポーツ教室
羽島本店

経歴
岐阜県内の幼稚園、保育園で体操指導員として2010年より10年間指導にあたり、現在JPCスポーツ教室羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に愛知エリア・九州エリアの店舗管理を行う。

資格
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス
NESTA キッズコーディネーション トレーナー
子ども身体運動発達指導士

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