子どもの運動神経を伸ばしてあげたい、体育の授業で困らないくらいにはしてあげたいけれど、どうしたら運動神経を伸ばしてやれるか分からない、と考えている親御さんは多いと思います。
実は、子どもの運動能力を伸ばすには、適切な時期とやり方があるんです!
運動神経の基礎知識と子どもの運動神経を伸ばす3つのコツを知って、お子さんが運動神経をスムーズに伸ばせるようサポートしてあげてください。
特に小学生から中学生にかけては、神経系の発達が進みやすく、取り入れるトレーニング次第で体の使い方に大きな差が出やすい時期です。
家庭での関わり方や、年齢に合ったトレーニングを知っておくことで、子どもの運動神経をより効率よく伸ばしやすくなります。
目次
子どもの運動神経は伸ばせるの?
子どもの運動神経は、小学生から中学生までの期間に段階的に伸ばしていくことが出来ると言われています。
運動神経を伸ばすうえでは、単に運動量を増やすだけではなく、子どもの発達段階に合ったトレーニングを取り入れることも大切です。
小学生には遊びの要素を含んだトレーニングが向いており、中学生には基礎動作に加えて、体幹や敏捷性を高めるトレーニングも効果的になってきます。
大切な時期にお子さんを的確にサポートできるよう、運動神経の基礎知識と、子どものうちから運動神経を伸ばす重要性を学びましょう。
そもそも運動神経ってなんだろう?
「運動神経」という言葉は一般的に使われていますが、実は実際にそういう神経があるわけではなく、脳から筋肉に指令を伝える神経回路のことを指しています。
医学的に説明すると、「運動神経」は生まれ持った才能やセンスではなく、脳や筋肉を繋ぐ神経の総称を指すのです。
そして「運動神経が良い」とは、この神経回路がうまく働き、体をスムーズに動かせることを言います。
つまり、運動神経は遺伝で決まるものではなく、誰にでも備わっていて、訓練することで性能を高めることが出来るものなのです。
この「訓練」とは、特別に厳しい内容だけを意味するものではありません。
たとえば、小学生のうちは走る、跳ぶ、投げる、くぐるといった基本動作を含むトレーニングを積み重ねるだけでも、神経回路は刺激されます。
中学生になると、そうした基礎の上に、体幹トレーニングや反応トレーニングなどを重ねることで、より洗練された動きを身につけやすくなります。
なぜ子どもの運動神経を伸ばすことが大切なの?
子どもの運動神経は、3歳~8歳頃までの「プレ・ゴールデンエイジ」、9歳~12歳頃の「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期に急速に発達すると言われています。
この時期にさまざまな運動を経験することで、体をスムーズに動かす事が出来るようになり、子どもの運動神経を大きく伸ばすことができるのです。
また、運動が神経回路を刺激することで脳の発達も促せるため、社会性や学習能力が向上したり、小さな成功経験を積み重ねることで子どもの自信にも繋がります。
運動神経を伸ばすために色々なスポーツに取り組むことで、他の様々な力を伸ばすことも出来るので、子どもの可能性を広げるためにも運動神経を伸ばすためのサポートをしてあげたいですよね。
小学生の時期は、動きの基礎を吸収しやすい大切な段階です。
ここで多様なトレーニングや遊びを経験すると、将来どんなスポーツに挑戦しても対応しやすくなります。
一方で中学生は、体格や筋力が成長する時期でもあるため、基礎に加えてスピードやバランスを整えるトレーニングを取り入れることで、競技力の向上にもつながりやすくなります。
運動神経が良い子どもの特徴
運動神経が良い子どもには、いくつか共通する特徴があります。
たとえば、初めて行う動きでも見よう見まねで対応しやすい、転びそうになっても体勢を立て直しやすい、ボールや相手の動きにすばやく反応できる、といった点です。
ただし、こうした特徴は生まれつきだけで決まるわけではありません。
小学生のうちに幅広いトレーニングを経験したり、中学生になってからも基礎トレーニングを継続したりすることで、動きの質は十分に変わっていきます。
今は運動が苦手に見える子どもでも、適切なトレーニングを積み重ねれば、運動神経を伸ばしていくことは十分可能です。
子どもの運動神経を伸ばす3つのコツとは
お子さんの運動神経を伸ばすためには、正しい知識に基づく親からの適切なサポートは欠かせません。
日常生活の中で運動神経を伸ばすために心がけたり、取り入れるべき知識とポイントを、3つのコツとして具体的にまとめましたので、子どもが楽しみながら運動神経を伸ばせるよう、適切なサポートをしてあげましょう。
多様な運動を経験させてあげよう
子どもの運動神経をスムーズに伸ばすためには、3歳頃から多様な運動を経験させてあげることが重要になります。
幼いうちに多くのスポーツやアクティビティを経験すると、歩く、ジャンプ、押すなどの動きを覚え、様々な筋肉を使うことで神経が発達します。
また、神経回路を刺激することで、バランス感覚や柔軟性、持久力を総合的に高めることもできるのです。
たとえば、小学生には鬼ごっこ、縄跳び、ボール遊び、鉄棒など、さまざまな動きを自然に含むトレーニングが向いています。
中学生であれば、ひとつの競技だけでなく、補助的なトレーニングとしてラダーや体幹トレーニングなども取り入れると、運動神経をよりバランスよく伸ばしやすくなります。
コーディネーショントレーニングを意識しよう
「コーディネーショントレーニング」という言葉を初めて聞く、という方も多いかもしれません。
この記事の最初の方で「運動神経とは、脳や筋肉を繋ぐ神経の総称である」という話をしましたが、コーディネーショントレーニングとは、この「脳や筋肉を繋ぐ神経」を鍛えるトレーニングなのです。
ジャンプやバランス、反応速度を鍛える楽しいエクササイズを取り入れることで、神経系に働きかけ、体の操作力を向上させることを目的としています。
小学生には、遊び感覚で取り組めるコーディネーショントレーニングが特におすすめです。
たとえば、合図を聞いて方向を変えるトレーニングや、色分けした目印にすばやく移動するトレーニングは、判断力と反応の両方を育てやすいです。
中学生には、少しスピードや正確性を意識したトレーニングに発展させることで、競技にも活かしやすくなります。
楽しい運動を心がけて毎日続けよう
運動神経を伸ばすためには、子どもが「またやりたい!」と感じる運動を日常生活に取り入れることも大切です。
子どもが楽しめるアクティビティを見つけることで、運動への興味を持続させ、地道なトレーニングを自然に積めるようになります。
小学生のトレーニングでは、短時間でも成功体験が得られる内容を意識すると、継続しやすくなります。
中学生のトレーニングでは、ただきついだけの内容ではなく、自分の成長を感じられる内容にすることが大切です。
続けられるトレーニングこそ、子どもの運動神経をしっかり伸ばす土台になります。
家族や友人同士で楽しめる運動を見つけて、子どもが自分から進んで体を動かすようになる習慣を作りましょう。
子どもの運動神経を伸ばすために、親はどうサポートすべき?
子どもの運動神経を伸ばしたい、3つのコツを上手に取り入れたいと思っても、実際に何をしてあげたらいいのか迷ってしまうかもしれません。
そんな方には運動系の習い事がおすすめですし、実は日常生活の中でも工夫次第で運動能力を高めることもできるんです。
ここでは習い事で運動神経を伸ばす方法と、家庭で簡単にできる取り組みについてまとめましたので、お子さんに合った方法を探してみるのもいいでしょう。
習い事で効率良く運動神経を伸ばす!
運動系の習い事に通わせることは、子どもの運動神経を伸ばすために取り組みやすい方法ですよね。
習い事教室は子どもに合わせた細かなノウハウを持っていますから、親が指導方法に悩むこともなく、安心して任せることが出来ます。
運動遊びで基本的な体の使い方を覚える体操や、音楽に合わせてリズム感やバランス感覚を学ぶダンスは、特に3歳〜8歳頃までのプレ・ゴールデンエイジ期にぴったりの習い事です。
9歳〜12歳までのゴールデンエイジ期には、基本的な動きを組み合わせたより複雑な動きができるようになるため、スイミングやサッカーなどのスポーツに挑戦することで、子どもの運動神経を飛躍的に伸ばすことができます。
日常生活でできることってどんなこと?
生活の中にちょっとした工夫を取り入れた遊びを行うことでも、子どもの運動神経を伸ばすことができますよ。
鬼ごっこやキャッチボールなど、親子で外遊びを楽しむ時間を作れば、日常生活で体を動かす機会を増やせます。
雨の日には家にあるもので障害物コースを作って家遊びに運動要素を取り入れたり、親子で体操をするのも効果的です。
親が積極的に関わることで子どもも楽しく運動できますし、子どもの運動神経を伸ばすだけでなく、親子の絆を深める良い機会にもなりますね。
小学生の運動神経を伸ばすトレーニング
小学生は神経系の発達が活発で、運動神経を伸ばすトレーニングに最適な年代です。
特に小学生のうちは、難しい技術を急いで覚えるよりも、走る、跳ぶ、投げる、よける、止まるといった基本動作をたくさん経験することが大切です。
<小学生におすすめのトレーニング>
- 縄跳び
- 鬼ごっこ
- ボール遊び
- 平均台のようなバランストレーニング
- 合図に反応して動くトレーニングなど
こうしたトレーニングは、小学生が楽しみながら取り組みやすく、運動神経の土台づくりにも向いています。
また、小学生のトレーニングでは「できた」という感覚を積み重ねることも重要です。
小学生のうちに運動への前向きな気持ちが育つと、その後のトレーニングにも積極的に取り組みやすくなります。
小学生には、短時間でも継続しやすいトレーニングを選び、成功体験を増やしていくことが大切です。
中学生の運動神経を伸ばすトレーニング
中学生になると体格や筋力が発達し、小学生の頃よりも高度なトレーニングに取り組みやすくなります。
中学生の運動神経を伸ばすには、競技練習だけでなく、基礎的なトレーニングを並行して行うことが効果的です。
<中学生におすすめのトレーニング>
- 体幹トレーニング
- ラダートレーニング
- ダッシュトレーニング
- 敏捷性を高めるトレーニングなど
こうしたトレーニングは、中学生が体を安定して動かす力や、すばやく反応する力を高めるのに役立ちます。
ただし、中学生のトレーニングでは負荷を急に上げすぎないことも大切です。
中学生は成長の途中にあるため、強いトレーニングを一気に詰め込むよりも、正しいフォームで継続できるトレーニングを積み重ねた方が、結果的に運動神経を伸ばしやすくなります。
中学生のうちに基礎トレーニングを丁寧に続けることが、将来の競技力向上にもつながります。
運動神経を伸ばすならJPCスポーツ教室
子どもの運動神経を効率よく伸ばしたいなら、発達段階に合わせたトレーニングを受けられる環境を選ぶことが大切です。
JPCスポーツ教室では、子どもの成長に合わせて、体幹トレーニングやコーディネーショントレーニングを取り入れながら、運動神経を総合的に伸ばす指導を行っています。
運動神経は、生まれつきの才能だけで決まるものではなく、適切なトレーニングによって伸ばしていける力です。
小学生には小学生に合ったトレーニング、中学生には中学生に合ったトレーニングを行うことが重要になります。
JPCスポーツ教室では、一人ひとりのレベルや発達段階を見ながらトレーニングを進めるため、運動が苦手な子どもでも無理なく始めやすいのが特長です。
子どもの運動神経を伸ばしたい!親が知っておくべき3つのコツ|まとめ
運動神経は遺伝ではなく、適切な訓練で向上させられるもので、子どもの運動神経は、3歳から12歳頃までの期間に効果的に伸ばすことができます。
子どもの運動能力を高めるには、習い事や日常生活での工夫を通じて神経を効果的に刺激することが重要です。
多様な運動経験、コーディネーショントレーニング、そして楽しみながら継続することという3つのコツを意識して、お子さんの運動神経を伸ばすサポートをしてあげましょう。
加えて、小学生には遊びの延長のようなトレーニング、中学生には基礎と実戦をつなぐトレーニングというように、年代に合わせた関わり方を意識することで、より効果的に運動神経を伸ばしやすくなります。
家庭での工夫と、必要に応じた専門的なトレーニングの両方を取り入れながら、子どもの成長を支えていきましょう。
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羽島本店
経歴
岐阜県立岐阜城北高校卒業後、中学硬式野球クラブチームの監督を2年間務める。(全国大会ベスト4)
現在JPCスポーツ教室の本部統括を務め、羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に関東エリアの店舗管理を行う。
資格
KOBA式体幹トレーニング Bライセンス
KOBA式体幹トレーニング Aライセンス
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス

