JPCスポーツ教室新着情報

【コラムVol.2】「“走る前に育てるべき力”って何ですか?」

こんにちは。JPCスポーツ教室 大分古国府店オーナー、工藤剛希です。
理学療法士として18年、子どもから高齢者まで幅広い身体の問題に向き合ってきました。

今日は、スポーツ教室に通わせる前に親として知っておいてほしいことを、専門家の視点からお伝えしたいと思います。


■ なぜ、うちの子は運動が苦手なんだろう?

「うちの子、走るのが遅くて…」
「ボールを投げるのがどうも苦手で…」
「姿勢もなんとなく悪くて、フニャッとして見えるんです」

——これは、大分市の保護者の方々から、日々私たちがいただいているご相談の“ごく一部”です。

多くの親御さんが、「運動ができないのはセンスや運動神経の問題」と思いがちですが、実はそうではありません。

「運動の結果が出ない」のは、“身体の使い方の土台”が育っていないだけなのです。

これは大分市のように外遊びの機会が減っている地域では、特に顕著です。
最近の子どもたちは、遊びや生活の中で「転ぶ」「跳ねる」「よじ登る」などの多様な身体経験を得るチャンスが減っています。

その結果、姿勢が崩れやすくなったり、体幹が不安定なまま成長してしまい、運動全般に“苦手意識”を持ってしまうことが少なくありません。


■ 運動神経=センス? いいえ、「感覚」と「体幹」が先です

運動神経というと「生まれ持ったセンス」だと思われがちですが、実際には違います。

子どもの運動能力を大きく左右するのは、次の2つです:

  • 感覚統合
    (視覚・触覚・バランスなどを脳で整理し、動作に活かす力)

  • 体幹の安定性
    (手足をスムーズに動かすための“土台”)

たとえば、ジャンプが苦手な子どもは「足の力が弱い」のではなく、
自分の身体が“今どこにあるか”をうまく感じ取れていないケースが多くあります。
これは、「身体を使いこなす地図(=ボディイメージ)」が未発達ということです。


■ 走る・投げる・跳ぶの前に育てたい“3つの力”

JPCスポーツ教室では、目に見える運動能力の前に、まず次の3つの力を育てます。

  1. 体幹
     中心が安定することで、手足が自由に動かせるようになります。

  2. 股関節
     地面からの力を効率よく伝え、全身の運動連鎖を生みます。

  3. 背骨
     しなやかに連動することで、自由で柔軟な動きを支えます。

この3つがきちんと機能して初めて、「走る」「投げる」「跳ぶ」といった運動が自然に身についていきます。


■ 伸びるのは、“今この瞬間”しかない

子どもには、**神経系の発達がもっとも活発になる「ゴールデンエイジ(5〜12歳)」**という成長のゴールデンタイムがあります。
この時期に、正しい刺激・正しい動きを積み重ねることで、将来にわたってケガをしにくく、思い通りに身体を動かせる“運動の土台”が育まれます。

逆に、この時期を逃してしまうと、あとから取り戻すのは想像以上に大変です。

なぜなら、間違った身体の使い方のまま成長してしまうと、「悪い姿勢」「使いづらい身体の動かし方」が脳と身体に定着してしまうからです。

その結果、

「不良姿勢 → 筋肉の使い方のアンバランス(筋活動の不均衡) → 疲れやすさ → さらに不良姿勢…」

という負のループに陥りやすくなります。

これはスポーツの上達を妨げるだけでなく、将来的には肩こり・腰痛・集中力の低下といった「日常生活の不調」へもつながります。


■ 大分市で“姿勢”や“体幹”が気になるお子さまへ

私たちJPCスポーツ教室 大分古国府店では、
こうした背景をふまえ、「体幹トレーニング」「感覚統合」「ボディイメージ育成」をベースに、
お子さま一人ひとりの発達に合わせたサポートを行っています。

  • 「姿勢が悪いのが気になる」

  • 「転びやすい、疲れやすい」

  • 「運動が苦手で自信が持てない」

そんな悩みをお持ちの保護者さまは、ぜひ一度、
大分市の子ども向け運動教室・スポーツ教室として注目されているJPCの無料体験にお越しください。


📅 2025年8月3日(日) 内覧会開催!
📅 8月4日(月)〜9日(土) 無料体験会 実施!

運動が苦手なお子さまほど、伸びる力を秘めています。
そしてその伸びしろを最大限に活かすタイミングは、今この瞬間です。

オープンまで、あと32日!

お子さまの未来の「からだ」と「こころ」が動き出す、きっかけになるかもしれません。
皆さまにお会いできるのを、スタッフ一同心より楽しみにしております。


JPCスポーツ教室 大分古国府店
オーナー/理学療法士
工藤 剛希