JPCスポーツ教室新着情報

【コラムVol.10】 子どもたちは、“声かけ一つ”で動きが変わる

こんにちは。
JPCスポーツ教室 大分古国府店オーナーの工藤剛希です。

現在、岐阜羽島での本部研修中。
連日、子どもたちと向き合う現場で、汗だくになりながら「伝える」「引き出す」難しさと面白さを実感しています。


小学生クラス体操体幹クラス

■ 「できるかな?」では動きは引き出せない

研修中に一番強く感じたのが、
子どもたちは、“声かけ一つ”で動きが大きく変わるということ。

たとえばこんな場面があります。

「できるかな?」と声をかけると、
→ 子どもは一瞬考え、やらない(または失敗を恐れて様子を見る)

でも、「やってみよう!」と声をかけると、
→ すぐに動き出し、自分の中で工夫したり、笑顔でチャレンジする

たったそれだけの違いで、目の輝きも、身体の動きも、まるで別人のようになるんです。


■ 「評価」よりも「経験」が発達には重要

「できた or できなかった」という結果評価は、
ある程度課題やゴールがわかっている大人や高学年の子には意味があります。

でも、特に未就学児〜小学校低学年では、
行動の意味を理解する以前に“まず体験してみること”の方が圧倒的に大切です。


実際に、発達心理学や神経科学の分野でも、
「試行錯誤(trial and error)」による神経回路の発達が、運動学習と自己効力感の向上に寄与するという論文が多く報告されています。

たとえば、
▶︎ Gabbard, C. (2018). Lifelong Motor Development
▶︎ Diamond, A. (2013). Executive functions, Annual Review of Psychology
などでも、「やってみる→失敗→調整→再チャレンジ」という流れが、脳と身体をリンクさせる鍵になると示されています。


小学生クラス体操体幹クラス

■ だからこそ、JPCでは「やってみよう!」を大切にしています

私たちJPCスポーツ教室では、
「成功体験を与える」だけでなく、
「チャレンジしたくなる空気づくり」や「言葉の使い方」にも全力です。

「自分で動いた!」
「楽しかった!」
「もっとやってみたい!」

——そう思えた瞬間こそが、子どもの未来を変えるんだと実感しています。


📅 8月3日(日)内覧会
📅 8月4日〜9日:無料体験ウィーク
🕒 オープンまで、あと25日!

今日も全力で、学びと気づきを持ち帰ります!


JPCスポーツ教室 大分古国府店
オーナー/理学療法士
工藤剛希