体幹バランストレーニングを始める適切な時期〜体幹＝人生の土台づくり〜

はじめに

子どもの成長において「体幹を鍛える」ことは、運動能力だけでなく、姿勢・集中力・心の安定にも深く関わります。では、体幹バランストレーニングはいつから始めるのが良いのでしょうか？今回は、体幹トレーニングを始める適切な時期と、その効果についてお伝えします。

子どもの神経系が最も発達する5〜12歳の時期（ゴールデンエイジ）は、体幹バランストレーニングを始めるのに最適です。この時期に「遊びの中で楽しく体幹を使う」ことが、自然と運動の基礎力につながります。

体幹には、身体の内側を支えるインナーマッスルと、大きな動きを作り出すアウターマッスルがあります。特に子どもの頃は、土台となるインナーマッスルをしっかり使えるようになることが大切です。これが姿勢の安定や、怪我をしにくい体づくりに直結します。

体幹が弱いと、姿勢が崩れやすく、疲れやすい子になってしまいます。逆に体幹が安定していると、姿勢が整い、学習や運動にも集中できるようになります。良い姿勢は、心の安定にもつながるのです。

「第2の脳」と呼ばれる足裏は、バランスを取るためのセンサーです。裸足での運動や片足バランスの遊びは、足裏の感覚を育て、体幹トレーニングにも直結します。

呼吸も体幹トレーニングの大切な要素です。お腹をへこませながら呼吸する「ドローイン」を意識することで、インナーマッスルが自然と活性化します。子どもでも「お腹ぺったんこ呼吸」として遊び感覚で取り入れられます。

適切な時期に楽しく体幹トレーニングを始めることは、「体幹＝人生」の土台づくりです。運動だけでなく、姿勢や集中力、心の安定にまでつながります。

JPCスポーツ教室では、子どもたちが遊びの中で自然と体幹を鍛えられるプログラムを提供しています。ぜひご家庭でもお子さまの成長を一緒に見守り、支えていただければ幸いです。