「うちの子は運動神経がいいかも」「私は運動神経が悪いから...」といった会話は、誰もが一度は耳にしたことのある言葉ではないでしょうか。
ですが実際のところ、運動神経がいいとはどういう状態を指すのかを正確に説明できる人は多くありません。
速く走れることやボールを投げるのが上手な人の根本にあるのは、どういった特徴があるのでしょうか。
本記事では運動神経がいいとは具体的にどんな能力を指すのか、遺伝との関係もまとめて解説します。
目次
運動神経がいいとはどういう状態?
「運動神経がいい」という表現は、誰もが一度は耳にしたことがあるでしょう。
人を褒める際などに「運動神経がいい」と言うこともあれば、逆にスポーツが苦手な人を「運動神経が悪い」と表現することもあります。
そもそも運動神経がいいとはどういった状態を指しているのでしょうか。
辞書的な「運動神経」の意味
辞書で「運動神経」と調べてみると、「運動を司る神経」や「脳から筋肉へ運動指令を伝える神経」を指しています。
例えば「手を動かす」「足を上げる」といった動作を行うとき、その情報は運動神経を通じて脳から筋肉に伝達されるのです。
つまり医学的に運動神経とは神経系の一種であり、“身体を動かすための電線”のような存在といえるでしょう。
一方で「運動神経がいい」と聞くと「足が速い」ことや「野球が上手い」などをイメージしますが、実際にはどういった能力を指すのでしょうか。
「運動神経」とは身体を思い通りに動かす力
科学的な視点から見てみると、運動神経がいいとは「脳で思い描いた動きを体で再現できる能力が高いこと」です。
例えばボールを投げるとき、脳は距離や角度などを瞬時に判断し筋肉へ適切な指令を送ります。
この一連の流れがスムーズに行える人は、動作に無駄がなく狙った箇所にボールを飛ばすことができるのです。
私たちが一般的に使うことの多い「運動神経の良さ」とは、感覚や動作が連動した脳と体のコンビネーションの良さを表す言葉といえます。
運動神経がいい人の3つの特徴
「運動神経がいいとはどんな状態か?」をイメージすると、動作が軽やかで姿勢やバランスを崩さずに対応できる人を思い浮かべる方が多いはずです。
実際に運動神経がいいとされる人はどういった特徴を持っているのでしょうか。
コーディネーション能力が高い
運動神経がいい人に共通するのが、コーディネーション能力が高いという点です。
これはスポーツ教育の現場で重視される考え方で、体を思い通りに動かすために必要な基本能力を指します。
例えばリズム能力やバランス能力、物体の識別能力や位置把握能力などが挙げられ、これらの能力をバランス良く発揮できる人が「運動神経がいい」と表現されます。
特にバランス能力や反応能力は、スポーツだけでなく日常生活でも重要です。
身体感覚が鋭い
運動神経がいい人は筋肉の使い方が非常に繊細で、必要な場面で必要な筋肉だけを使うことができます。
例えば野球で遠投するときに腕の力を使って全力で投げるのではなく、下半身からの力を体幹で伝えることで最小限の動きで大きな力を生み出せるのです。
この筋肉の使い方は運動指導の場では「適切に力を抜く」と表現されることもあります。
運動神経がいいとは、まさにこの「力の加減を操るセンス」が優れている状態なのです。
判断力が優れている
運動神経の良し悪しは、直接的な身体能力だけで決まるものではありません。
優れた運動神経の持ち主は、状況を見て瞬時に判断する力にも長けています。
たとえばサッカー選手がボールを受ける前に相手の位置を確認をするなど、「見る力」「判断する力」「動く力」が一体化しているのです。
単純に運動神経がいいといっても、頭と体の両方を効率的に使えることを指していることが分かります。
運動神経のよさは遺伝する?それとも後から伸びる?
運動神経自体は誰にでも備わっていることが分かりましたが、「両親が運動神経悪いから自分も...」と苦手意識を持つ方は多くいるでしょう。
最近では運動に関わる能力の良し悪しについて、遺伝が影響する範囲が分かってきているようです。
運動神経は環境が育てる力
ここ最近では、運動神経の発達に占める遺伝の影響はわずか20〜30%程度にすぎないことが分かっています。
確かに体格や筋肉量などの要素は遺伝しますが、実は運動神経の成長には環境の影響が大きいとされているのです。
人生の中で体を動かす様々な動きを試す機会が多いほど、脳と神経のネットワークが発達します。
逆に運動経験が乏しい生活環境で過ごすと神経回路がうまく形成されず、「動きのぎこちなさ」として表れてしまいます。
トレーニング次第で誰でも伸ばせる
神経系は、使えば使うほど発達する性質を持っています。
運動を通じて神経が刺激されることで新しい動作パターンを学習し、より効率的に体を動かせるようになるのです。
特定のスポーツでなくても体幹トレーニングやバランスボードなどを活用することで、脳から筋肉への指令伝達をスムーズにし動きの質を高めることができます。
このため「運動神経が悪い」と感じている人でも、後天的に適切な練習と継続で改善できるのです。
幼少期〜学童期の“ゴールデンエイジ”が重要
5〜12歳の時期は、神経系が最も発達しやすい「ゴールデンエイジ」と呼ばれる時期です。
この時期に様々な運動を経験した子どもは脳と体の連携がスムーズになり、大人になってからも動作習得が早くなる傾向があります。
一方でこの時期に運動の機会が少ないと、成長後の運動神経の習熟に時間がかかってしまうかもしれません。
子どもの運動神経を伸ばすには、年齢に応じた刺激と経験を与えることが重要なのです。
子どもの運動神経を伸ばすには
「運動神経のよさは才能ではなく経験の積み重ね」と考えると、子どもの時期にどう過ごすかが非常に重要になります。
家庭や学校、そして遊びの中で運動神経を伸ばすにはどのような方法があるのでしょうか。
家でできる遊びのバリエーションを増やす
鬼ごっこやボール投げ、なわとびなどの昔ながらの遊びには、運動神経を刺激する動きがたくさん詰まっています。
これらは特別な道具を使わなくても、日常の中で自然に神経発達を促すことが可能です。
家庭での「遊び時間」を大切にするだけで運動神経が育まれ、結果的に運動神経が良くなっていきます。
様々な動きを体験させる
1つの遊びやスポーツに偏るよりも、神経の発達にはさまざまな運動を経験することが大切です。
走る・跳ぶ・投げる・登るといった動作を組み合わせることで、脳への刺激が増え神経系の発達が促進されます。
公園での自由な遊びや、学校以外のスポーツ体験を積極的に取り入れることが、将来の運動能力の基礎につながるでしょう。
専門的な指導で効率的に伸ばす
運動能力や体幹の正しいかつ効率的な伸ばし方は、家庭や遊びだけでは知るのが難しいです。
ただ専門的な指導のもとで行うトレーニングであれば、楽しく神経と筋肉の連携を効率的に高めることができます。
ゴールデンエイジの発達を最大限に引き出せるだけではなく、怪我や持久力に強い土台を作れるためにも検討してみてはいかがでしょうか。
子供の運動神経を伸ばすならJPCスポーツ教室へ
運動神経がいいとは「脳で思い描いた動きを体で再現できる能力が高い」状態を指しますが、効率的に身につけるなら指導を受けるのが一番です。
JPCスポーツ教室では体幹トレーニングをメインとしたプログラムを通じて、ゴールデンエイジの子どもの神経発達に欠かせない様々な運動ができます。
単に運動を教えるのではなく、「どう動かすか」を一人ひとりの成長段階に合わせて指導するのが特徴です。
運動に苦手意識のあるお子さんも楽しく運動できるため、まずは無料体験でJPCスポーツ教室の指導を体感してみてはいかがでしょうか。
JPCスポーツ教室 お近くの教室を探す運動神経がいいとはどういうこと?意味・鍛え方をわかりやすく解説!|まとめ
運動神経がいいとは生まれ持った才能ではなく、環境と経験が育てるものです。
幼少期から様々な動きを経験し体を使う楽しさを知ることで、誰でも運動神経を伸ばすことができます。
家庭での遊びや日常の中での工夫も大切ですが、より効率的に体の使い方を学びたい場合は専門的な指導を受けるのも有効です。
楽しく運動の基礎能力を身につけるなら、JPCスポーツ教室のトレーニングから始めてみてください。
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