「赤ちゃんのうちから体幹を鍛えるなんてまだ早すぎるのでは?」と思う保護者の方も多くいるのではないでしょうか。
しかし赤ちゃんの体幹トレーニングには特別な器具や難しいメニューは必要なく、毎日の親子の遊びの中で自然に取り組めるものばかりです。
寝返りやハイハイといった赤ちゃんの動作そのものが体幹を使った運動であり、月齢に合った遊びで発達をサポートすることができます。
この記事では0歳から2歳頃までの赤ちゃんを対象として、体幹を育てるためのふれあい遊びを月齢ごとにわかりやすくご紹介していきます。
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赤ちゃんから体幹トレーニングをする3つのメリット
赤ちゃんの時期から体幹トレーニングに取り組むことには、運動面だけではなく生活全般にわたるさまざまなメリットが期待できます。
まずは0歳児のうちから体幹トレーニングを意識した遊びを日常の中に取り入れることで得られる、代表的な3つのメリットについてご紹介します。
正しい姿勢の土台ができる
体幹がしっかりと育っている赤ちゃんは、おすわりやつかまり立ちの際にも体がぐらつきにくく、安定した姿勢を保つことができます。
乳幼児期のうちに正しい姿勢の土台を作っておくことは、将来の学習時の姿勢や日常的な動作の安定にもつながる大切なポイントです。
近年は子どもの姿勢の悪さが社会的にも問題視されていますが、赤ちゃんの頃からの体幹トレーニングがその予防の第一歩になると考えられています。
運動能力の基礎が育つ
赤ちゃんの体幹がしっかり発達すると、寝返りやハイハイ、歩行といった運動面の発達がよりスムーズに進みやすくなるとされています。
体幹は手足を動かすときの起点となる部分であるため、体幹が安定することで全身を使った動きのバリエーションが自然に広がっていきます。
0歳の頃から遊びの中で積極的に体幹を育てておくことは、幼児期以降の運動神経や基礎体力を伸ばすための重要な土台づくりになるのです。
転倒時のケガを防ぎやすくなる
体幹がしっかりしている赤ちゃんはバランス感覚も育ちやすく、転びそうになったときにとっさに手が出るなど危険を回避しやすくなります。
近年は転んだときに手をつけず顔から倒れてしまう子どもが増えているとされており、その背景には体幹の弱さがあるとも指摘されています。
赤ちゃんの時期から親子で体を使った遊びに取り組むことで、将来の転倒した際のケガのリスクを減らすことが期待できるでしょう。
【月齢別】赤ちゃんの体幹を鍛える遊び・運動
ここからは赤ちゃんの月齢に合わせて、体幹トレーニングとしておすすめの遊びを5つの時期ごとにわけて具体的にご紹介していきます。
発達のスピードには個人差が大きいため、月齢はあくまでも目安として、お子さまの様子をよく見ながら無理なく取り入れてみてください。
【0〜3カ月】うつぶせ練習(タミータイム)
仰向けの赤ちゃんをそっとうつぶせの姿勢にして、大人が見守りながら短い時間だけうつぶせを体験させてあげるふれあい遊びです。
うつぶせの状態から赤ちゃんが自分で顔を持ち上げようとする動きが、首から背中にかけての筋肉を刺激して体幹の発達を促してくれます。
最初は10〜20秒くらいのごく短い時間から始めて、赤ちゃんの機嫌が良ければ少しずつ時間を延ばしていくようにするとよいでしょう。
【0〜3カ月】足の屈伸あそび(自転車こぎ)
仰向けに寝ている赤ちゃんの両足首をやさしく持って、自転車をこぐようにゆっくりと交互に曲げ伸ばしをしてあげるふれあい遊びです。
この動きは赤ちゃんのお腹や腰回りの筋肉をやさしく刺激してくれるだけでなく、股関節の柔軟性を高める効果も期待できるとされています。
「いち、に、いち、に」とリズミカルに声をかけながらゆっくり行うと、赤ちゃんも楽しみながら体幹トレーニングに取り組むことができます。
【4〜6カ月】うつぶせ遊びの時間を増やす
首がすわってきたら、うつぶせの姿勢でお気に入りのおもちゃを赤ちゃんの目の前に置き、手を伸ばしたくなる状況を作ってあげましょう。
おもちゃに向かって手を伸ばしたり体をひねったりしようとする動きが、赤ちゃんの背中やお腹の体幹の筋肉をバランスよく鍛えてくれます。
おもちゃを少しずつ左右に動かしながら赤ちゃんの視線を誘導すると、首や体幹を使って追いかける動作が自然と生まれていくでしょう。
【4〜6カ月】引き起こし遊び
仰向けに寝ている赤ちゃんの両手をやさしく持ち、赤ちゃんが自分で起き上がろうとする力を手助けしながらゆっくり引き起こす遊びです。
腹筋や腕の力を使って体を起こそうとする動作が自然な体幹トレーニングになり、おすわりに向けた準備運動としての効果も期待できます。
強く引っ張るのではなくて、赤ちゃん自身が「起き上がりたい」と力を入れるのを感じ取りながら、そっと補助をしてあげてください。
【7〜9カ月】おすわり〜ハイハイ期の遊び
段ボール箱の両端を開いて簡単なトンネルを作り、反対側から「おいで〜」と笑顔で声をかけて赤ちゃんのハイハイを促してみましょう。
トンネルをくぐるために四つ這いの姿勢で前に進む動きは、腕や肩甲骨まわり、お腹、背中など体幹全体を効率よく鍛えることができます。
トンネルの向こう側にお気に入りのおもちゃを置いておくと、赤ちゃんのやる気がさらにアップしてハイハイの距離もぐんと伸びることも期待できます。
【7〜9カ月】おすわりボール遊び
おすわりが安定してきた赤ちゃんの目の前にやわらかいボールを転がし、手を伸ばしてつかもうとする動きを楽しく引き出す遊びです。
座った姿勢のまま体をひねったり前に手を伸ばしたりする動作は、赤ちゃんの腹筋や背筋など体幹の筋肉をバランスよく刺激してくれます。
ボールを少しずつ左右に転がして赤ちゃんの体のひねりを促すと、体幹の側面にある筋肉のトレーニングにもなるのでぜひ試してみましょう。
【10〜12カ月】押し車遊び
手押し車タイプのおもちゃを赤ちゃんの目の前に置いて、つかまりながら前に進む動きを促すことで歩行の練習と体幹を同時に鍛えられます。
手で押し車を押しながら一歩ずつ足を踏み出す動作は全身の筋肉を連動して使うため、赤ちゃんの体幹トレーニングとしてとても効果的です。
フローリングなど滑りやすい床の場合はプレイマットを敷いて行うようにして、赤ちゃんが安全に楽しめる環境を工夫してあげましょう。
【10〜12カ月】ハイハイ追いかけっこ
赤ちゃんと一緒に大人もハイハイの姿勢になり、「まてまて〜」と楽しく声をかけながらお部屋の中で追いかけっこをして遊んでみましょう。
つかまり立ちや歩行が始まるとハイハイの機会は自然と減っていきますが、ハイハイは赤ちゃんの体幹を鍛える最も良い運動のひとつです。
追いかけっこの形にすれば楽しみながらハイハイの距離を伸ばすことができ、四つ這い姿勢での体幹強化を無理なく続けることができます。
【1歳〜2歳】坂道・段差を使ったお散歩
公園にあるゆるやかな坂道や小さな段差を歩かせてあげると、平らな道では使わない体幹の筋肉が刺激されてバランス力がぐんと育ちます。
傾斜のある場所を歩くときは赤ちゃんが体を前後に傾けながらバランスをとる必要があり、自然と全身を使った体幹トレーニングになります。
最初は大人がしっかり手をつないで一緒に歩いてあげて、お子さまが自信を持てるようになったら少しずつ手を離してみるとよいでしょう。
【1歳〜2歳】親子で動物ごっこ
クマ歩き(膝をつかずに四つ足で歩く)やワニ歩き(うつぶせのまま腕の力だけで前進する)など、動物のまねっこをしながら遊びましょう。
動物ごっこは大人が一緒にやるとかなりハードな全身運動になりますが、子どもにとっては遊び感覚で楽しく体幹を鍛えられる最高の運動です。
「次はカエルさんだよ」「ペンギンさんで歩こう」と声をかけることで、さまざまな動きを通じて赤ちゃんの体の使い方が上手になります。
3歳からはJPCスポーツ教室でトレーニング!
3歳を過ぎると運動神経の基礎となる神経系の発達がぐんと進み、走る・跳ぶ・投げるといったさまざまな動きを習得しやすくなります。
なかでも5歳から8歳頃は「プレゴールデンエイジ」と呼ばれる時期で、運動能力の基礎が飛躍的に伸びる非常に大切な時期だとされています。
赤ちゃんの時期に遊びを通じてしっかり育てた体幹の土台は、この時期に行う本格的なトレーニングの効果をより一層高めてくれるでしょう。
JPCスポーツ教室なら3歳から体幹を鍛えられる
JPCスポーツ教室は体幹トレーニングを軸にした運動プログラムで、子どもの基礎運動能力を総合的に高めます。
3歳から入会できるうえお子さまの年齢や発達段階に合わせたクラス分けがあるため、運動が初めてのお子さまでも安心して始めることができます。
無料体験や見学も受け付けていますので、お子さまの体幹を本格的に鍛えたいとお考えの方はどうぞお気軽にお問い合わせください。
赤ちゃんの体幹トレーニング|0歳からできる月齢別の遊び方と鍛えるメリットを解説|まとめ
赤ちゃんの体幹トレーニングは特別なメニューや器具が必要なものではなく、毎日の親子の遊びの中で無理なく取り組めるものばかりです。
月齢に合わせた遊びをママやパパと一緒に楽しむことこそが、赤ちゃんの体幹を育てるうえで最も大切なポイントだと言えるでしょう。
体幹がしっかり育つと正しい姿勢の土台ができ、運動能力の向上やケガの予防、さらには将来の集中力アップにもつながっていきます。
まずは今日からでもできる簡単なふれあい遊びを取り入れて、親子で笑顔あふれる体幹トレーニングの時間を楽しんでみてください。
そして3歳を過ぎたらJPCスポーツ教室で本格的な体幹トレーニングにステップアップして、お子さまの可能性をさらに広げてみてはいかがでしょうか?
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羽島本店
経歴
岐阜県立岐阜城北高校卒業後、中学硬式野球クラブチームの監督を2年間務める。(全国大会ベスト4)
現在JPCスポーツ教室の本部統括を務め、羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に関東エリアの店舗管理を行う。
資格
KOBA式体幹トレーニング Bライセンス
KOBA式体幹トレーニング Aライセンス
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス

