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超簡単!身近なものでできる手作りけん玉アイデア3選

超簡単!身近なものでできる手作りけん玉アイデア3選

子どもと過ごす週末、何をして遊ぶか迷った経験はありませんか?

そんなときにおすすめなのが、家にある材料で簡単に作れる「手作りけん玉」です。

紙コップやペットボトルなどを使えば、数分で完成し、3歳〜5歳の子どもでも楽しく安全に遊べます。

しかも、けん玉遊びは単なるおもちゃではなく、集中力やバランス感覚、目と手の動きの連携力など、成長に大切な力を自然に育てる知育効果も期待できます。

今回は、身近な素材でできる手作りけん玉の魅力と手作りのアイデアをいくつかご紹介しますので、楽しい親子時間を過ごしてみてください。

おうちでできる!手作りけん玉の魅力とは

けん玉で遊ぶ子ども

けん玉は、昔ながらの遊び道具として知られていますが、実は家庭でも簡単に手作りできる奥の深いおもちゃです。

また、工作の過程自体が親子のコミュニケーションの時間となり、完成したけん玉で遊ぶことで集中力や運動能力などの発達にもつながる点が大きな魅力です。

ここでは、家庭でけん玉を手作りする魅力を3つの観点から詳しく見ていきましょう。

身近な材料で簡単に作れる

手作りけん玉の魅力の一つは、特別な道具や材料が必要ない点です。

紙コップやペットボトル、牛乳パックなど、おうちにあるものを活用して工作ができるため、コストもかかりません。

工作初心者の親子でも短時間で完成させられるので、週末のおうち時間や雨の日の室内遊びにもぴったりです。

親子で楽しみながら知育につながる

一緒にけん玉を手作りする体験は、親子のコミュニケーションを深める絶好の機会になります。

完成後は遊びながら手と目のトレーニングができたり、集中力や忍耐力を高めたりと、自然に知育効果も得られます。

子どもが「できた!」と達成感を味わえる点も大きな魅力です。

成長段階に合わせてアレンジできる

手作りけん玉は、子どもの年齢や発達段階に応じて難易度を調整できる点も大きなメリットです。

3歳ごろは大きめの紙コップでキャッチしやすくしたり、5歳以降は小さめのペットボトルで難易度を上げるなど、成長に合わせて遊び方を工夫できます。

簡単な工作から始めることで、長く楽しめる知育おもちゃになります。

これから初心者におすすめな手作りけん玉アイデアのレシピを3つ紹介するので、ぜひチャレンジしてみてください。

工作初心者でも5分で完成!紙コップ手作りけん玉

紙コップ

手作りおもちゃの中でも、紙コップで作るけん玉はとても手軽で人気があります。

特別な道具や技術は必要なく、短時間で完成するので、3〜5歳のお子さんにおすすめです。

紙コップは軽くて扱いやすいため、小さな子どもでも安全に遊びやすく、初めてのけん玉遊びにも最適です。

手作り紙コップけん玉:準備するもの

  • 紙コップ(2つ)
  • 毛糸やひも(約50cm)
  • ピンポン玉や新聞紙を丸めた玉
  • テープやのり、ハサミ

紙コップはジュース用の軽いタイプでOKです。

ひもも毛糸・リボン・タコ糸など、手元にあるもので代用できます。

ひもの長さは子どもの年齢や手の大きさに合わせて調整してあげると、遊びやすくなるでしょう。

手作り紙コップけん玉:作り方

  1. 紙コップの底の中央に小さな穴を開け、ひもを通して結びます。
  2. ひもの反対側に玉を固定します(ピンポン玉や丸めた新聞紙など)。
  3. もう一つの紙コップを逆さまにしてつなげ、けん玉の「受け皿」を作ります。

完成したら、マスキングテープやシールでデコレーションして「自分だけのけん玉」にするのもおすすめです。

オリジナル性を高めると子どものモチベーションが上がり、遊びに熱中できるようになります。

手作り紙コップけん玉:遊び方のコツとアレンジ

最初は「玉を紙コップに入れる」基本動作に集中しましょう。

うまく入らなくても、繰り返すうちに手と目の連携が上達していきます。

慣れてきたら紙コップに数字を書いて得点制にするなど、遊び方の幅を広げるのもおすすめです。

耐久性◎で長く遊べる!ペットボトル手作りけん玉

ペットボトル

ペットボトルを使ったけん玉は、紙コップよりも丈夫で長く遊べるのが大きなメリットです。

ペットボトルは外遊びや繰り返しの使用にも耐えられるため、より本格的にけん玉の練習を続けたい子どもに向いています。

環境にもやさしいリサイクル工作として、親子で楽しく取り組める点も人気の理由です。

ペットボトル手作りけん玉:準備するもの

  • 500mlペットボトル(空のもの)
  • 毛糸・ひも(約50cm)
  • ピンポン玉・紙玉
  • はさみ・カッター

ペットボトルはラベルを外して使うと見た目がすっきりします。

ひもは滑りにくい素材を選ぶと、結び目が取れにくくなります。

玉の大きさはペットボトルの口に合うものを選んでみてください。

ペットボトル手作りけん玉:作り方

  1. ペットボトルをきれいに洗って乾かします。
  2. ペットボトルの飲み口付近にひもを結び、玉をつけて固定します。
  3. 玉がぶら下がるように調整したら完成です。

紙コップと同様に、完成後にペンで絵を描いたり、テープでデザインを加えたりすると、見た目も楽しくなります。

ペットボトル手作りけん玉:遊び方のコツとアレンジ

ペットボトルけん玉は、玉をペットボトルの口でキャッチする感覚が楽しく、繰り返すほど集中力が高まります。

はじめは短いひもで練習し、慣れたら少し長くして難易度を上げましょう。

ペットボトルに数字や色をつけると、的当てゲームとしても楽しめます。

リサイクルで楽しさアップ!牛乳パック手作りけん玉

牛乳パック

牛乳パックを使えば、工作初心者でも簡単にけん玉を作ることができます。

しっかりとした素材なので、強度があり長く遊べるのが特徴です。

紙コップやペットボトルとは違い、形を自由にアレンジできるため、好きな色や模様を描いてオリジナルのデザインに仕上げる楽しさもあります。

牛乳パック手作りけん玉:準備するもの

  • 牛乳パック(1本)
  • 毛糸・ひも
  • ピンポン玉

牛乳パックはしっかり洗って乾かしてから使用しましょう。

形を変えたり、装飾したりしたい場合は、色紙やシールなどの準備から、お子さんと一緒に用意してみるとより楽しい工作の時間となります。

牛乳パック手作りけん玉:作り方

  1. 牛乳パックを洗って乾かし、上部を切り取ります。
  2. 底面にひもを通して玉を取り付けます。
  3. パックを手で持てるサイズに折りたたんで完成です。

余裕があれば、外側をデコレーションしてオリジナルのけん玉に仕上げましょう。

まずは試してみてから、年齢や発達に合わせて、難易度を調整するのもおすすめです。

牛乳パック手作りけん玉:遊び方のコツとアレンジ

パックの形を変えて「入れにくい」構造にすることで難易度を調節できます。

また、表面をデコレーションしてオリジナル作品にすれば、工作としての満足度も高まります。

遊びながら「作る楽しさ」と「挑戦する力」を育てられるのが魅力です。

3〜5歳のときにけん玉で遊ぶメリットとは?

けん玉で遊ぶ子ども

3〜5歳は、体や脳の基礎がぐんぐん育つ大切な時期です。

この年代でけん玉に親しむことは、遊びを通して発達をサポートする絶好の機会になります。

ここでは、具体的にどのような力が育つのかを3つの視点から解説します。

手先と目の協応が育つ=ビジョントレーニング効果

けん玉は、玉の動きを目で追い、タイミングを合わせてキャッチするというシンプルな動作の中に、多くの発達要素が詰まっています。

この「目と手の連携力」は、いわゆるビジョントレーニングの一種で、集中力や空間認知力、判断力の土台になります。

繰り返すうちに、玉の動きを自然と予測できるようになったり、狙いを定める動作がスムーズになったりと、成長の変化が見えてくるでしょう。

こうした力は、のちの読み書きやスポーツ、学習面にも大きなプラスとなっていきます。

集中力・忍耐力が身につく

けん玉は、一度で思い通りに成功することのほうが少ない遊びです。

だからこそ、何度も挑戦しては失敗し、少しずつできるようになるプロセスが、子どもにとって大切な心のトレーニングになります。

「次こそは」と粘り強く取り組む姿勢が育ち、集中して一つのことに向き合う力が自然と身についていくのです。

そして、「できた!」という瞬間の喜びは、自己肯定感を大きく高め、自信を持って次の挑戦へと進む力を育ててくれます。

体幹・バランス感覚が自然に育つ

けん玉の動きは、ただ手先だけを使うものではありません。

玉をキャッチするたびに体の軸を意識し、姿勢を整えながらバランスを取るため、自然と体幹が鍛えられていきます。

特に3〜5歳は、バランス感覚が大きく伸びる時期です。この時期に体幹を意識する遊びを積み重ねておくと、姿勢が整い、走る・跳ぶといった全身の動きもスムーズになります。

楽しみながら「体の使い方」を覚えられるけん玉は、まさに成長期にぴったりの遊びといえるでしょう。

けん玉遊びを成長につなげるならJPCスポーツ教室へ

ピンク背景にけん玉

けん玉は、ただの昔ながらの遊びではなく、子どもの「見る・動く・考える」を総合的に育てるトレーニングでもあります。

家庭での遊びでも十分効果がありますが、成長の大きな伸びしろをつくるためには、専門的な視点からのサポートが大きな力になります。

JPCスポーツ教室では、そうした日常の「遊び」を一歩先へ進め、発達のチャンスに変える環境を用意しています。

遊びながら“目と体の連動”を鍛えるビジョントレーニング

JPCスポーツ教室では、けん玉を「楽しいだけ」で終わらせず、成長につながるプログラムとして活用しています。

玉の動きを目で追い、手でキャッチする一連の動作は、神経系や空間認知力・反応スピードといった土台を育てるビジョントレーニングとして非常に効果的です。

また、JPCでは一人ひとりの発達段階や得意・不得意に合わせたアプローチを行うため、「できない」が「できた」に変わる喜びを積み重ねやすい環境が整っています。

家庭でのけん玉遊びと組み合わせることで、発達効果をさらに高めることができるでしょう。

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超簡単!身近なものでできる手作りけん玉アイデア3選|まとめ

けん玉は、身近な素材で手軽に作れるだけでなく、子どもの成長を大きく支えてくれる「遊びの教材」です。

繰り返し挑戦して成功体験を積むなかで、集中力や忍耐力が育ち、自然と「できた!」という自信が芽生えていきます。

親子で笑いながら工夫したり、記録をつけてみたりする時間そのものが、子どもにとってかけがえのない成長のステップです。

そして、「もっと上手になりたい」「新しい技に挑戦してみたい」と感じたら、それは次のステージに進む合図かもしれません。

JPCスポーツ教室では、遊びの延長線上でビジョントレーニングや体幹トレーニングを本格的に取り入れ、子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを大切に育てています

家庭での手作りけん玉から広がる可能性を、ぜひ未来の力へとつなげていきましょう。

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監修者情報
服部優希
服部優希
JPCスポーツ教室
羽島本店

経歴
岐阜県内の幼稚園、保育園で体操指導員として2010年より10年間指導にあたり、現在JPCスポーツ教室羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に愛知エリア・九州エリアの店舗管理を行う。

資格
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス
NESTA キッズコーディネーション トレーナー
子ども身体運動発達指導士

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