子どもの教育について「非認知能力を育てるのが大切」「非認知能力を高めるなら幼児期や小学生までに習い事をさせると良い」といった情報を目にしたことがありませんか?
しかしいきなり「非認知能力を高めるべし」と言われても、そもそも非認知能力とは何なのか、どんな習い事をさせたら良いのかよく分かりませんよね。
そこでこの記事では、非認知能力とはいったいどんな能力なのか、親が子どもの非認知能力を高めるにはどうしたらよいのかを詳しく解説していきます。
さらに幼児期~小学生の子どもの非認知能力を高めるのにおすすめの習い事も紹介しておりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
非認知能力とは?認知能力との違い

非認知能力とは、IQテストや学力テストで数値化して表すことのできない、心の動きや感情に関わる能力のことを言います。
目で見ることはできないものの、日常生活や社会生活に重要な能力とされており、社会情動的スキルとも呼ばれる能力です。
反対に、IQテストや学力テストで測ることのできる学習能力や運動能力などをまとめて認知能力と呼びます。
非認知能力は2015年にOECD(経済協力開発機構)によって定義が発表され、世界中で注目度が高まり、2026年現在も様々な研究が行われています。
非認知能力にはどんなものがある?
非認知能力は目に見えない能力であり、大まかに言うと「自己実現に関する能力」と「人と関わる能力」のことを指します。
主な非認知能力の種類を以下の表にまとめました。
| 非認知能力の種類 | 主な能力 |
|---|---|
| 自己認識 | やり抜く力、自分を信じる力、自己肯定感 |
| 意欲 | 学習志向性、やる気、集中力 |
| 忍耐力 | 粘り強く頑張る力 |
| セルフコントロール | 自制心、理性、精神力 |
| メタ認知 | 客観的思考力、判断力、行動力 |
| 社会的能力 | リーダーシップ、協調性、思いやり |
| 対応力 | 応用力、楽観性、失敗から学ぶ力 |
| クリエイティビティ | 想像力、工夫をする力 |
上記表をご覧いただくと分かるように、非認知能力とは特別な能力ではありません。
子育てをする上で、学力以外に「こんな能力が育ってくれたらいいな」と思うものをまとめたものが非認知能力だと言えるでしょう。
非認知能力と認知能力はどちらが重要?
非認知能力と認知能力は、どちらもとても重要であると言えます。
なぜなら非認知能力と認知能力は互いに影響し合う性質を持っているからです。
例えば子どもがある習い事に興味を持ち、その習い事を始めたことでスポーツや学問に関する知識がつく=認知能力が高まります。
認知能力が高まると、今度はより深く知識を学びたくなったり、チームのために貢献したいという気持ちが高まったりする=非認知能力が高まります。
このように非認知能力と認知能力は循環することで発達するため、どちらも子どもの発達に非常に重要な能力なのです。
非認知能力が高いと何がいいの?
非認知能力を高めることは社会生活を豊かにすることにつながると言われています。
これは非認知能力研究の先駆けである1960年代の研究「ペリー就学前プロジェクト」によって提唱されました。
この研究では、非認知能力の高い子どもたちは、同程度の認知能力(学力)を持つ子どもたちの中でも学習成績がよく、成長してからも安定した社会生活を送り、犯税率や生活保護受給率が低いという結果が出たのです。
この研究以降、非認知能力を高めることで戦争や貧困などの様々な世界的問題を解決できる可能性があるとして、先進国の幼児教育に非認知能力を高めるカリキュラムを組み込む動きも進んでいます。
日本でも同様の動きが見られ、大学入試では学力テストだけではなく小論文や面接によって受験生個人の非認知能力を問う形式の試験が増えてきているほか、社会人の就職活動でもグループディスカッションなど非認知能力を試される入社試験も多くなってきました。
近現代の社会では、非認知能力を高めることは非常に重要であると言えます。
非認知能力を高めるなら幼児〜小学生の時期がおすすめ!

非認知能力は大人になってからでも高めることのできる能力ですが、より非認知能力を高めるなら幼児期〜小学生の頃に取り組むのがおすすめです。
幼児期~小学生の時期は新しいことに取り組む力が高く、知識や技術を吸収する力も高いので非認知能力と認知能力の循環がバランスよく行われやすいからです。
またこの時期は非認知能力を高められる多くの遊びを生活の中に取り入れやすく、幼稚園や小学校に通ったり習い事をしたりといった人とのかかわりからも非認知能力を高めることができます。
幼児期~小学生の子どもは、一般的な生活を送るだけでも多くの刺激を受け、非認知能力を伸ばすことができるのです。
子どもの非認知能力を高める方法

幼児期~小学生の時期は非認知能力を高めやすい時期ですが、具体的にはどのようなことをしたらよいのでしょうか?
ここでは日常生活で簡単に実践できる非認知能力を高める方法をご紹介します。
子どもとのコミュニケーションを大切にする
非認知能力を高めるには、まず子どもの自己肯定感を高めることが非常に重要です。
自己肯定感は、幼児期~小学生までの間の子どもとの接し方に大きく影響されます。
子どもの自己肯定感を高めるには、まず親が子どもとのコミュニケーションを大切にし、「自分はここにいていいのだ」という安心感を感じてもらえる環境づくりが重要です。
そのためにはがんばっている過程を褒めたり、失敗しても前向きな声掛けをしたり、ポジティブなコミュニケーションを心がけましょう。
安心できる居場所ができると、子どもは好奇心を発揮し様々なことにチャレンジすることができるようになります。
自己肯定感は非認知能力を高めるうえで土台になる力なのです。
子どもの「やってみたい」を積極的にサポートする
非認知能力を高めるなら、子どもが興味を示したことを積極的に応援するようにしましょう。
幼児期~小学生の非認知能力は、遊びなどの楽しいこと、好きなことをたくさんすることで育まれます。
子どもが興味を示した習い事やお手伝いなどはなるべく応援してやらせてあげてください。
また「これは本当にやりたいことなのか」を子どもに自分で決めさせるように意識するのも大切です。
時には子どもが嫌な思いをしないように先回りしてやってあげたくなることもあるかもしれません。
しかし失敗して学ぶのも非認知能力を高めるには非常に重要なことなので、まずは子どもの自主性に委ねてみましょう。
子どもに他者とのかかわりを多く持たせる
非認知能力は、他者とのかかわりを持つことで大きく高めることができます。
お友達や兄弟同士で遊ぶこと、話し合ったり交渉したりすること、喧嘩をしたら仲直りのためにどうしたらいいか考えることなど、これらの経験は非認知能力を高めるのに重要な要素です。
幼稚園や小学校以外でも友達とたくさん遊んだり、一緒に習い事に通ったりするなど、子どもに周囲とのかかわりを多く持たせてあげることは、非認知能力の発達に繋がります。
小学生になると成績が気になってたくさん勉強させたくなってしまいますが、外で友達と関わることも大切ですので、バランスよく取り入れられるようサポートしてあげましょう。
子どもの非認知能力を高めるなら習い事がおすすめ!

幼児~小学生の時期に効率よく非認知能力を高めるなら、習い事をさせるのがおすすめです。
習い事は子どもの運動能力や思考力などの基礎的な能力を育むだけでなく、目標に向けて頑張る力や技術を習得するための集中力、仲間と協力するためのコミュニケーション能力を育てることができます。
また目標を達成することで達成感が感じられ、自己肯定感や粘り強く取り組む力も育まれます。
非認知能力を高めるために習い事を選ぶ際には、子どもの苦手を克服させることよりも、興味があることをやらせてあげることに重きを置いて選ぶようにしましょう。
非認知能力を高めるおすすめの習い事
子どもの非認知能力を高めるのにおすすめの習い事には以下のようなものがあります。
- 体操教室
- スイミング
- 音楽教室
- ダンス
- 英会話
- 格闘技
- 料理教室
- プログラミング
- 絵画教室・工作
- 自然体験
非認知能力を高めるには、子どもがより達成感を感じやすい仕組みがある習い事や、集団で協力して取り組む習い事がおすすめです。
体操教室やスイミング、格闘技といった習い事はどちらかというと個人競技ですが、昇級テストがありステップアップすることで達成感を感じやすく、もっと強くなりたいという意欲につながりやすいので、非認知能力も高まりやすいと言えます。
また、ダンスや自然体験などの集団で一つのことに取り組む習い事はコミュニケーション能力を伸ばすことにつながります。
もちろん上記の習い事は一例であり、一番大切なのは子どもが興味を持った習い事・やりたいと思った習い事に取り組ませてあげることです。
子どもの非認知能力を育てるならJPCスポーツ教室へ!

幼児~小学生の時期に非認知能力を高めるための習い事をするなら、JPCスポーツ教室がおすすめです。
JPCスポーツ教室では、子どもの基礎的な運動能力を高めるKOBA式体幹☆バランストレーニングを取り入れ、しっかりした体幹を持つ健康的な体づくりを行っています。
マット運動や跳び箱などの様々な運動を通して、「どうしたらできるようになるんだろう?」と自分で考える力を育み、「できた!」「わかった!」を多く感じられる環境で自己肯定感をはじめとした非認知能力を育むことが可能です。
また遊びのような感覚で楽しく取り組めるプログラムなので飽きづらく、幼い幼児や小学生でも継続して取り組む力を育むことができます。
無料体験や見学も随時行っておりますので、非認知能力を高める習い事をお探しの際はぜひJPCスポーツ教室へお越しください!
非認知能力とは?習い事で幼児〜小学生のうちに能力を高めよう!|まとめ
この記事では、非認知能力とは一体何なのか、非認知能力を高めるとどんなメリットがあるのか、子どもの非認知能力を高めるにはどうしたらよいのかなどを詳しく解説しました。
現代社会では非認知能力を活用する場面が多くあります。
幼児~小学生のうちから習い事や遊びを通して非認知能力を高めておくことで、大人になってからも安定した生活を送りやすくなります。
重要なのは子どもの自主性を大切にし、失敗を恐れずになんでもチャレンジできる環境を整え、なにより楽しむことです。
「非認知能力を高めなきゃ!」と固くなることなく、子どもと一緒に楽しむ気持ちで取り組んでみましょう。
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羽島本店
経歴
岐阜県内の幼稚園、保育園で体操指導員として2010年より10年間指導にあたり、現在JPCスポーツ教室羽島本店の指導員として在籍中。
SV(スーパーバイザー)として主に愛知エリア・九州エリアの店舗管理を行う。
資格
KOBA式体幹トレーニング Sライセンス
NESTA キッズコーディネーション トレーナー
子ども身体運動発達指導士

