「うちの子、走るとすぐ転ぶんです」
そんな相談を受けることがあります。
運動会を前にすると、転ばずに最後まで走れるか心配になりますよね。
でも、転びやすさを「注意力がないから」と決めつける必要はありません。
身体を支える力が必要
走るとき、身体は常に片足立ちに近い状態になります。
右足で地面を押している間、左足は前へ。
次は左足で地面を押して、右足が前へ。
つまり、走るという動作は、実は非常に不安定な状態を繰り返しているのです。
そこで重要になるのが、
バランスを取りながら身体を動かす力。
いわゆる「身体の使い方」です。
片足立ちだけがバランスではない
バランスというと、
「片足で何秒立てる?」
というイメージがあります。
もちろん、それも一つです。
でも、実際の運動では、
動きながらバランスを取る
ことが重要です。
例えば、
ケンケン。
片足ジャンプ。
線の上を歩く。
ジャンプして止まる。
走って急に止まる。
こうした遊びの中でも、動きながらバランスを取る経験ができます。
「転ばないように」より「転んでも大丈夫」
子どもが転ぶと、
「危ない!」
「気をつけて!」
と言いたくなります。
もちろん安全には配慮が必要です。
ただ、転ぶことそのものを完全になくすことはできません。
むしろ、転んだときにどう身体を支えるか、どう立ち上がるかも大切な経験です。
だからこそ、安全な環境の中でさまざまな動きを経験することが重要です。
JPCスポーツ教室では、走る・跳ぶ・バランスを取るなど、さまざまな基本動作を通して身体の使い方を身につけていきます。
運動会前に「転ばないように」と練習するだけでなく、日頃から身体を動かす経験を増やしてみてください。