運動会の徒競走で、
「スタートした瞬間から差がついている……」
そんな経験はありませんか?
ゴールまでの距離が同じなのに、なぜか最初から大きく差がついてしまう。
実は、スタートには身体の使い方が大きく関係しています。
スタートで大切なのは「前に進む準備」
スタートの瞬間に身体が後ろへ残ってしまうと、最初の一歩が出にくくなります。
反対に、身体を前へ運びながら足を出せると、スムーズに走り始めることができます。
ただし、子どもに、
「前に倒れて!」
と教えるだけでは危険です。
大切なのは、スタートの姿勢そのものを細かく覚えさせることよりも、身体を前後に動かす経験を増やすことです。
家庭でできる「よーいドン遊び」
おすすめなのが、短い距離の「よーいドン」です。
親子で向かい合って、
「よーい……ドン!」
で走る。
これだけでも構いません。
ただし、毎回同じスタートにする必要はありません。
座った状態から。
しゃがんだ状態から。
うつ伏せから。
後ろ向きから。
こうした遊びをすると、身体を素早く起こしたり、方向を変えたりする経験になります。
スタートだけを練習しすぎない
運動会前になると、
「スタートが大事だからスタート練習をしよう」
となりがちです。
もちろんスタートも大切ですが、子どもの身体づくりという視点では、スタートだけを繰り返す必要はありません。
走る。
止まる。
ジャンプする。
方向を変える。
バランスを取る。
こうした基本動作の経験が、結果的に走る動作にもつながっていきます。
「失敗しないように」より「やってみよう」
スタートが苦手な子に、
「ちゃんと構えて!」
「遅れないで!」
と言い続けると、本人がスタートそのものを怖がってしまうことがあります。
それより、
「次はどうしたら走りやすいかな?」
と一緒に考えてみる。
子ども自身が身体の感覚に気づくことも、運動能力を伸ばす大切な経験です。
運動会は、単に順位を競う日ではありません。
子どもが自分の身体と向き合い、「やってみる」経験ができる日でもあります。
JPCスポーツ教室四日市店では、さまざまな運動を通して、身体を思い通りに動かすための基礎づくりを行っています。
運動会をきっかけに、子どもの身体の使い方を見直してみませんか?