こんにちは!
今日はサッカーや野球などのスポーツを頑張っているお子さんにこそ体操をすすめたい理由について書いていきます。
「サッカーを習わせているけれど、体操も掛け持ちさせた方がいいのだろうか」
そんな相談を受けることが、意外とよくあります。
結論から言うと、私はおすすめしています。
実はサッカーや野球、バスケットボールなど別の競技をがんばっているお子さんほど、体操から得るものが大きいんです。
今日はその理由を、保護者の方向けに少し詳しく書いてみます。
・「体を思い通りに動かす力」がベースになる
体操教室では、マット運動での前転・後転、鉄棒での回転、跳び箱でのジャンプなど、自分の体を空間の中でコントロールする動きを繰り返し練習します。
この経験を通じて身につくのが、いわゆる体幹の強さと、自分の体の位置や姿勢を正確に把握する感覚です。
これはサッカーでボールを扱うときも、野球でバットを振るときも、バスケでジャンプするときも、共通して土台になる力です。
元サッカー日本代表の槙野智章さんも、「小さいころに体操をやると体のしんが強くなる。どんなスポーツをやるにも体のしんの強さは大事」と語っています。
トップレベルで活躍した選手がこう言うのですから、経験則としても説得力があります。
・ケガをしにくい体をつくる
体操は技を習得する過程で、体の柔軟性を高める練習を自然に多く行います。
柔軟性が高まると技がきれいに決まりやすくなるだけでなく、日常の運動場面でもケガをしにくくなるというメリットがあります。
サッカーや野球の練習中、転びそうになったり、無理な体勢になったりする場面は珍しくありません。
そうした瞬間にとっさに体勢を立て直せるか、うまく受け身が取れるかは、体操で養ったバランス感覚と柔軟性に左右される部分が大きいのです。
保護者としては、技術の向上以上に、ケガの予防という観点で体操を評価される方も多いようです。
・今の時期に多様な動きを経験させる価値
小学生の年代、特に5歳から8歳ごろにかけては「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、神経系が著しく発達し、動きのパターンを吸収しやすい時期だと言われています。
この時期にできるだけ多様な動きを経験させておくと、その後どの競技を選んでも、動きの習得がスムーズになりやすいとされています。
体操には、回転する、逆さになる、跳ぶといった、メインで習っている競技だけでは経験しにくい動きが豊富に含まれています。
専門的なコーディネーショントレーニングの分野でも、リズム能力やバランス能力、体の位置を把握する定位能力など、複数の運動能力を同時に刺激できる点が評価されています。
つまり体操は、お子さんの「動きのレパートリー」を効率よく増やす手段として、他の競技と非常に相性が良いのです。
・サッカー選手にも体操経験者は少なくない
元サッカー日本代表の福西崇史さんは、小学生時代を振り返り「体操がメインでした」と語るほど熱心に体操に取り組んでいました。
サッカーを本格的に始めたのはむしろその後で、体操で培った体があったからこそ、その後のサッカー人生に活きたと語っています。
また、サッカー日本代表としてワールドカップに出場した中村敬斗選手も子どものころ体操を習っていました。
競技を絞り込むのはもう少し先でも遅くない、というひとつの実例と言えるでしょう。
週1回、1時間程度からでも効果は十分に期待できます。
メインの競技の練習量を大きく削らずに掛け持ちできる範囲で、無理のない形で取り入れてみる価値はあると思います。
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